約 2,329,691 件
https://w.atwiki.jp/gundam-vs-gnsk/pages/1638.html
ウイングガンダムフェニーチェWING GUNDAM FENICE 登場作品 ガンダムビルドファイターズ 型式番号 XXXG-01Wf 全高 16.3m(※) 重量 7.2t(※) 所属 イタリア 操縦者 リカルド・フェリーニ 武装 バルカン砲マシンキャノンビームガンビームレイピアビームマントバスターライフルカスタム 操縦者 リカルド・フェリーニ (※)データ上の設定。VSシリーズの公式サイトでは「UNKNOWN」扱いとなっている。 【設定】 ウイングガンダムを改造したガンプラ。 元はリカルド・フェリーニが幼少期に組み立てた1/144ハイグレード・ガンプラで、当初はイタリア国旗と同じトリコローレカラーを施されただけの通常仕様のガンプラだったが、ガンプラバトルで破損する度に改修を繰り返された結果、左右の目の色が違う、アンテナが片側欠けている、ウイングが左に寄っている等の左右非対称となり、バード形態への変形機能がオミットされている。 左右非対称により機体の重心バランスも悪くなっているが、フェリーニはこれを逆手に取る事でトリッキーな動きを可能としている。 また、変形機能を削いだ事による機動力の低下はバイク型のサポートマシン「メテオホッパー」によりカバーしている。 名称のフェニーチェはイタリア語で「不死鳥」を意味する。 破損するたびに改修し、蘇ってきた機体にふさわしい名称と言える。 スタービルドストライクガンダムやガンダムX魔王、戦国アストレイ頑駄無等、主人公組を中心にプラフスキー粒子を活用する「ニュージェネレーション」が席巻した第7回世界大会において、粒子活用技術を使用せず上位に上り詰めた数少ない機体である。 【武装】 バルカン砲 頭部に2門が内蔵されている機関砲。 主に牽制や迎撃に用いられる。 マシンキャノン 胸部に2門が内蔵されている機関砲。 バルカン砲より高威力。 ビームガン 右肩に内蔵されたビーム砲。 ビームレイピア 細身のビーム刃を形成する格闘専用の武器。 柄部には銃口が付いており、左腕に装着することで即席のビームバルカンとして使用できる。 ビームマント 左肩に内蔵された防御兵装。 ビームシールドとして使用可能な他、腕に巻きつける事で殴打の威力を増す事が出来る。 バスターライフルカスタム 原型機のバスターライフルを改造した武装。 銃身の下部は分離する事で、速射性と継戦能力に優れた小型ライフルとして使用できる。 バトルロイヤルでの描写から弾数はオリジナルと同じ3発。 自爆装置 オリジナル同様に用意されており、アイラ戦で敗北を悟った際に使用しようとしたが、キララによる一喝で使用をやめた。 ちなみにアイコンのデザインはデスサイズの自爆装置のものとなっている。 メテオホッパー バードモードの代わりに用意されたバイク型サポートマシン。 機首にバスターライフルを装着することで安定した姿勢で射撃ができる。 ライフル用のエネルギータンクも装着されている他、変形してサブフライトシステムとしての運用も可能。 後継機の「ガンダムフェニーチェリナーシタ」では宙域戦闘しかなかったので出番がなかったが、『GMの逆襲』で登場したリナーシタを一部換装した「ガンダムフェニーチェリベルタ」では本機の機能を内蔵したバイク形態に変形する。 VS.シリーズでは変形時に使用され、曲芸のようなドライブテクとバスターライフルの組み合わせで相手を翻弄する。 【原作の活躍】 レイジのボールと戦うガンプラバーの常連達のガンプラを一掃する形で初登場。 それ以降はレイジとの特訓にて使用される。 第7回ガンプラバトル選手権では因縁のライナー・チョマー率いるフェリーニ被害者の会に狙われピンチになったことがあったが、それ以外は問題なく勝ち進み、最終第8ピリオドを前に決勝トーナメント進出を決めた。 その第8ピリオドでは、第7ピリオドで敗戦し決勝進出が危ぶまれていたセイ レイジのスタービルドストライクガンダムとマッチング。 (一応)弟子(のようなもの)であるレイジ達を勝たせて決勝に進ませるために、ついでにフェニーチェを温存するという合理的な手もあったが、『フェニーチェを世界で一番強いと言わせる』というフェリーニの闘志もあってガチンコ対決することに。 新世代系ガンプラであるスタービルドとの機体の性能差をフェリーニの腕と気合でカバーし、お互い武装を失い果てには殴り合い宇宙にもつれ込む大激闘の末、両者共に機能停止。 結果は引き分けとなり、会場全員からの温かい歓声で幕を閉じた。 決勝トーナメントでは順当に勝ち進み、セイとレイジが待つ準々決勝にてアイラ・ユルキアイネンのキュベレイパピヨンと対峙する。 持ち前の経験と実力でアイラを一時追い詰めるも、エンボディシステムを発動したパピヨンに圧倒され、最後の手段としてパピヨンごと自爆を敢行しようとするが、キララの叱咤により思い留まり、自ら敗北を認める。 ただ、エンボディに支配されたアイラの暴走により降参後も攻撃され大破してしまう。 その後はガンダムフェニーチェリナーシタに大改修された。 エキシビションマッチでは大人げなくサザキ・ススムのギャンバルカンを撃破するが、直後に乱入してきたキララのガーベラ・テトラに羽交い締めされ頬を染めて悶えるというあられもない姿を披露した。 決勝後の大型結晶体突撃作戦では要塞の外で大量のモック相手に奮戦し、事態解決後に最後のバトルを行うセイ&レイジにリナーシタの両腕を貸し出された。 【操縦者】 リカルド・フェリーニ CV:中村 悠一 第7回ガンプラバトル選手権イタリア代表選手。 ガンプラバトル選手権の常連で「イタリアの伊達男」の異名を持つ。 ガンプラを使ったナンパを趣味としており、その成功率は80%を誇っている。 ガンダム作品だけでなく、富野作品にも精通しており、口説き文句に使うことも。 レイジがガンプラバーで特訓している際に数に押されピンチになったところを助けて以来、特訓相手として嫌々ながらも面倒を見るなど兄貴分な性格ではあるが、美女相手には所構わずナンパをするという、少々だらしない一面を持つ(*1)。 日本でも1名心をビームライフルで撃ち抜かれているが、直後にフェリーニがレイジに特訓に連れていかれたため、失敗している。 また、女性からも言い寄られることも多かったが「来る者は拒まない」主義で結果ガールフレンドを奪う形になってしまい世界大会では被害者の会が結成されることになる。 挙句酒癖も悪く、世界大会にもかかわらず二日酔いで出場するといったとんでもないことをしでかしている(*2) そのため「イタリアの駄目男」などと言われることも。 世界大会でキララを口説いて以降は彼女と思った以上に接近し、自爆しようとした際には「今日負けても明日フェニーチェと勝て」と一喝されるなど姐さん女房のような関係になる。 また、普段は世界中を旅しており、セイの学校、アメリカなど様々なところに現れる。 彼のライバルであるグレコ・ローガンがニルス・ニールセンに完敗を喫してしまう、数が多かったとはいえ被害者の会にセイ レイジおよびヤサカ・マオがいなければやられていた、最大火力であるバスターライフルがチョマーのガウに通用しなかった、他に世界大会に出ているガンプラに比べて特殊ギミックがなく性能が控えめに見える… など新キャラのかませにされるのではないか不安視されていたが、 セイ レイジ戦では地形を生かしつつ相手の特性を見切るバトルセンスやスマートさ、武器がなくなっても殴りあい、RGモードを発動したスタービルドストライク相手に唯一引き分けるといった熱い戦いを見せ、イタリアの伊達男が伊達でないことを証明した。 決勝トーナメント準々決勝でもキュベレイパピヨンのクリアファンネルをメテオホッパーで雪を巻き上げ位置を把握し撃墜するなど高い技術を見せる。 しかしアイラがエンボディで強化され暴走してからは形勢逆転、降参後も攻撃を繰り返されフェニーチェが破壊された際はさすがにショックを隠せなかった。 ただ、このことを怒り、憎しみで戦いそうになったレイジを修正しバトルを楽しんでほしいと諭すなどいい男っぷりを見せた。 決勝後のプラフスキー粒子が暴走した際に改修したフェニーチェ「リナーシタ」でセイ達の道を切り開くべく戦った。 この際も1対1、もしくは数機までが限界の若いファイター達とは異なり、1人で多数の攻撃を捌くなど流石の腕前を披露していた。 最終決戦後はキララのライブを後方彼氏面のポーズで見守っていた。…外伝では彼だとは名言こそされていないものデートしていたし実際に彼氏とみて間違いはないだろうが。 アドウ・サガの発言から7年後においても未だ現役の世界でも有数のファイターであるようだ。 【原作名台詞】 「ときめくお名前です。」キララ相手の口説き文句。元ネタは富野作品の∀の次回作「OVERMAN キングゲイナー」のもう一人の主人公、ゲインの台詞。 「痛いか、フェニーチェ。すまねぇ…でもな、俺がお前を作ったのは棚に飾って愛でる為じゃねぇ、勝つ為だ!俺の作ったガンプラが、ウイングガンダムフェニーチェが、一番強いんだと世界に向かって叫ぶ為だ。だから、もう少し付き合ってもらうぜ、相棒!勝利をこの手に掴む為に!」「負けるものかァ!!」6話のザクアメイジング戦に続き、最終回(2回目)と名高い15話より。スタービルドストライクガンダムとの戦いでボロボロになったフェニーチェに語り掛ける。作ったウイングガンダムを手に走り回った幼き日、初めてガンプラを動かしたあの日、バトルに負けて悔しい思いをしたあの日…フェリーニは、数えきれない敗北にも諦めず、自分とフェニーチェが世界一強い事を証明するためにフェニーチェを改修し、共に戦ってきた。フェリーニの言葉に応えるかの様に立ち上がったフェニーチェの姿を見て、セイもまた覚悟を決める。自分のガンプラを作った事があり、プラモ狂四郎から始まった各世代のガンプラ作品を見ていた人なら、一度は夢見た事を実際に成し遂げようとしているフェリーニの姿は、劇中の、そしてテレビの前の視聴者の心に火をつけるには十分だった。 「これがイタリアの伊達男、漢の花道だァ!」パピヨン戦で自爆させようとして。キララの一喝で断念、降参したが… 【VS.シリーズの活躍】 EXVS2 2020年2月13日のアップデートで13体目の追加機体として登場。「ビルドファイターズ」において初の2500コスト機体。 ウイングガンダムの改修機らしく高機動となっており、すでに参戦しているウイングガンダム…の元となったウイングゼロに似た武装をいくつか有している。 MS形態は扱いやすい機体でウイングゼロ同様CSで移動ゲロビを撃てるようになっている。 変形入力をするとメテオホッパーに乗り、トリッキーな地走機体へと姿を変える。 変形中はCS後メインで前作の猛威を振るった変形ゲロビ、大きく慣性を残した縦横選べるローリングバスターライフル、バイクを乗り捨て突撃させる変形解除…と「ビルドファイターズ」枠では派手な武装が多い。 格闘ではスタービルドストライクとの決戦で使用したマントを腕に巻いてぶん殴る、X魔王同様大会で使用したガチャ武器のハサミも使用するなど、原作再現も豊富になっている。 移動照射、地走変形、変形解除が弾数性…など、公式曰く「やり込み要素満載の上級者向け機体」。 しかし、実際には長めの赤ロック距離や誘導に優れる射撃、とにかく速くて強いバイクアクションによる総合力はやり込みが浅くても機能させやすく、好成績をキープし続けた。 初期PVでは何故か「トライ」のロゴになっていた。(が、後に修正されたバージョンで公開されている) 余談ではあるが、ベース機が存在しているガンプラはベース機が既にプレイアブル機体として参戦しているが、本機はベース機より先にプレイアブル機体として参戦した初のガンプラとなった。 EXVS.2XB 予想以上の使用率と勝率だったためか、赤ロが平均レベルまで短縮、射撃の誘導弱化など楽に勝てた要素が概ね没収。前衛機気質がやや強くなった。 しかし変形関連は概ね据え置きで、変形特格からメインキャンセルを得るなど、自衛力と押し付け力は健在。 3000と組んでの後落ちから爆弾運用にまで使えるC覚醒との相性もよく、PDF2022全国大会でも複数ペアで採用されるなど、高いポテンシャルを見せた。 EXVS.2OB 前作で取り上げられた強味は返してもらえず、C覚も弱体化と痛い要素が目立つが、CSで変形中のサブ、特射が強化されるという強化を得た。 とはいうもののCS抜きでは火力が落ちており、下がらなければならない場面で仕事が出来ない本機としてはチャージを回す意義が若干増えた程度。 両変形メインから変形格闘にキャンセル出来るようにもなっており、前衛機感はますます上がっている。 【勝利・敗北ポーズ】 勝利ポーズ 通常 オッドアイが発光した後、左腕を外側に伸ばす。4話に披露された、原典を彷彿とさせるポージング。 (この際、左側のウイングが既に展開されているが、劇中ではこの後にウイングが展開している) メテオホッパー搭乗時 急ブレーキをかけた後、バスターライフルカスタムを構える。 敗北ポーズ 半壊した状態で倒れ伏している。 20話の降参後、暴走したアイラのキュベレイパピヨンに破壊された際の再現。 【余談】 15話におけるスタービルドストライクとのバトルではあまりにも視聴者の心をつかんだ結果、かつてのグラハム専用ユニオンフラッグカスタムのように店頭からフェニーチェの姿が消えることとなった。 偶然にも声優と脚本家、監督は00の助監督と色々な点が一致していることから「阿修羅すら凌駕するガンプラ売り切れ事件の再来」と称された。 原型となったウイニングガンダムのヒイロからの扱いとまるで違うと話題にもなっており、ヒイロのテーマをもじって「思春期を殺さなかった少年の翼」と呼ばれネタにされている。 ちなみにガンプラのMGでフェニーチェリナーシタは登場したが通常のフェニーチェは未発売。 フェリーニ役の中村悠一氏は他のガンダム作品でグラハム(00)、ナイジェル(UC)、イオ(TB)役で出演しているが、他の人物と異なりフェリーニだけ「ダリル」という名前の人物と関わりがない。 ちなみにフェリーニが話してる後ろでグラハム、ダリル、ハワード似の人物が会談してるシーンがあったりする。 後にCV中村氏のキャラクターが劇場版ガンダムSEEDに登場し、ダリルという名前のキャラクターは現れなかったので仲間が増えることとなった。
https://w.atwiki.jp/gundam-vs-gnsk/pages/87.html
ロラン・セアック(Loran Cehack)(CV:朴璐美) ロラン・セアック(Loran Cehack)(CV:朴璐美)【解説】 【属性】 【台詞】 【解説】 生年月日…正暦2328年11月2日、17歳 血液型…不明 身長…不明 体重…不明 趣味…不明 宝物…貯金魚 原作搭乗機…FLAT-L06D フラット → WD-M01 ∀ガンダム 通称…ローラ・ローラ 【属性】 ガンダム 大型MS 「白い」機体 核搭載機体 【台詞】 選択時∀の風が吹く… ブリーフィング時ここの人たち、もう避難してるよね? 罪を背負っている、ホワイトドールなら… ディアナ様、お願いです…こんな戦争は! こんなところで戦争なんて…いけませんよ…! 僕はロランです。ホワイトドールで援護します。(僚機時) 僕、ターンエーのロランといいます!援護します。(僚機時) そちらの準備はよろしいですか?行きましょう。(僚機時) ターンX!ターンエーで援護する!(僚機時 自機ギンガナム) ギンガナム隊!?止むを得ません、今は協力します!(僚機時 自機ギンガナム) ロランです。次も、お願いします。(僚機時2回目以降) そちらの準備はよろしいですか?行きましょう。(僚機時2回目以降) 戦闘開始時黒歴史の再来はいやですよ… 人が、安心して眠るためには! 道具なら使いようがあるはずだ! 待ってください!話し合う余地はっ…(途切れる) 一方的な戦争だけは避けなくちゃ…ね、メリーさん? ディアナ様が来てくれれば、うまく治めてくれるよね。 人の命を大事にしない人とは…僕は誰とでも、戦います! あのモビルスーツ、どうやって戦うんだ?武器は持ってないようだけど…(僚機属性「モビルファイター」) あなた!そんな格好はいけません!ちゃんとしたパイロットスーツを着ないと…!(僚機属性「モビルファイター」) その緑の光、綺麗ですね!(僚機属性「ソレスタルビーイング」) えっ、こんな小さな子がモビルスーツに乗るなんて…(僚機属性「子供」) そのモビルスーツ、もしかして水中の方が得意なんですか?(僚機アカハナ) お嬢さんのカプルとよく似た機体だ。どこで発掘された物なんだろう…(僚機アカハナ) この人の機体…もしかして、黒歴史の?(僚機がロラン、ギンガナム、ソシエ以外) 白いモビルスーツ…ガンダムって、まさか!(僚機「白」「ガンダム」) スエサイド部隊の人かな?(僚機シャア(ザク)、バーニィ) あのモビルスーツ、脚を折り畳んでいるのか?(僚機シャア(ジオング)) あなたも、ディアナ様と同じような志をお持ちで?(僚機シロッコ) タイヤのモビルスーツの方!危ないですから、転ばないでくださいね!(僚機カテジナ) その機体、お人形さんみたいですね。(僚機アレンビー) わぁ…綺麗な機械人形ですね。(僚機ヒイロ(ゼロカスタム)) 正しいかだなんて、そんなことを突然言われても…(僚機五飛) もう戦場ですよ。そちらの女性の方、避難した方がいいですよ?(僚機ガロード) ギム・ギンガナムがやりすぎるようなら、僕が止めないと(僚機ギンガナム) ターンXと出撃か…周りに被害を出さないようにしないと(僚機ギンガナム) ターンエーとターンX…戦いの歴史は、繰り返させませんよ(僚機ギンガナム) ソシエお嬢さん、行きますよ!(僚機ソシエ) ソシエお嬢さんに何かあったら…(僚機ソシエ) お嬢さん、迂闊に突っかからないでくださいよ!(僚機ソシエ) 僕は、できれば戦いたくなんてないんです…!(僚機キラ(全部)) あの背中のトゲ、何かの武器かな?同じようなものがたくさんついているけど…(僚機クルーゼ) ルジャーナ・ミリシャも出るんだ…(僚機バーニィ) あの青い機体、ボルジャーノンと少し似てるけど…(僚機ノリス) そうですね…皆変わらなきゃ駄目なんです!こんな戦い、早く終わらせるためにも!(僚機刹那(00)) 何だろう?肘にバーニアが付いている?(僚機リボンズ) 真っ白なモビルスーツだ…これもホワイトドールみたいだなぁ。(僚機バナージ) 羽?いや、バインダーですか?随分と大柄な機械人形ですね。(僚機マリーダ) どういうモビルスーツなんだ…?(VSデビルガンダム) 攻撃くうぅっ!(射撃) あなた達!(射撃) ごめんなさい!(射撃) 肉弾戦なら!(格闘) 環境を考えろ!(格闘) お前ら下がれぇぇ!(格闘) こんな分からず屋は、斬ります!(格闘) 場所をわきまえろ!(BD格闘) もおぉ!(サブ射撃) ええい!(サブ射撃) やめてくださいよ!(サブ射撃) 地球は戦争するところじゃないでしょ!(特殊射撃) トリガー!(特殊射撃) ごめんなさぁいぃっ!(特殊格闘) 起爆させます!(射撃CS) 全員へ、核を使います!(射撃CS) 人の英知が生み出したものなら、人を救ってみせろぉぉ!(射撃CS) 援護を!(モビルアシスト) フラットだ!(モビルアシスト) ミリシャだ!(モビルアシスト) ジョゼフさん!(モビルアシスト) お願いします。(モビルアシスト)(2パターンあり) 月光蝶を呼ぶんじゃない!(月光蝶発動) あなた達…!もう許しませんよ!?(月光蝶発動) どうしてこんな愚かなことをするんです!(月光蝶発動) 敵機接近正面! 後ろから? 左! 右か! サーチ索敵… あいつ! あれか! 機械人形? 熱源追尾… 敵機キャッチ! 金色のモビルスーツ?スモーじゃない!(属性「金色」をロック) 赤いボルジャーノン!?(シャア(シャアザク)をロック) 機械人形が、タイヤに入ってる!?(カテジナをロック) この男、戯れている…!(シャギアをロック) ギム・ギンガナム、僕があなたを止めます!(ギンガナムをロック) え!?ソシエお嬢さん!?(ソシエをロック) ボルジャーノン、チェック…(バーニィをロック) 黒いモビルスーツ!変形もするのか!?(フォウをロック) ギャロップ級の機械人形!?(ララァをロック) あれ、ウォドムくらいの大きさはあるぞ!(プルツー(クイン・マンサ)をロック) な…!あの兵器、モビルスーツが操っているのか!?(ファラをロック) 大きすぎる…!これじゃあまともに戦えるかどうか…!(クェスをロック) お花のモビルアーマー?あれと戦わなくちゃ駄目なんですか?(カロッゾをロック) 何だ?あの巨大なモビルアーマーは!?あれ?でも頭はボルジャーノンだ。(アイナをロック) こうまでしつこいなら…見ていろ!動けなくすればいいんだ!諦めさせてやる!(ポゥをロック) あんな武器を積んだモビルスーツが!?(コウ(デンドロビウム)をロック) あの機体、なんて機動力なんだ!(キラ(Sフリーダム)をロック) 被弾時痛い! こいつ! うあぁぁ! やられる…!? …っ!気をつけてください!(誤射) やめて下さいよ!僕は味方ですって!(誤射) 被撃破時(コストの関係でCPU撃破時のみ)うぅ… ディアナ様… やられる…!? ぐああぁぁぁっ! うわあああぁぁぁ! ホワイトドールが…! あの爆発って…(僚機被撃破時) 今、誰か落とされたんですか?(僚機被撃破時) 回避時来た! 警報!? 危ない! わぁっ!? やめてくださいよ! うぅっ!(シールドガード) シールド!(シールドガード) 弾切れ時弾がない!? 駄目だ、撃てない! 敵機撃破時やったか! 馬鹿野郎が…! 当たっちゃった… 脱出してください! ギム・ギンガナム、どうしてこんな戦いを…(対ギンガナム) お嬢さん!早く逃げて!(対ソシエ) こんな…!あなたはムーンレィスとして恥ずかしくないんですか!(対ポゥ) 復帰時なんとか食い止めないと… 黒歴史の再来はいやですよ… そんな事して、いい事ないですよ!? 通信よろしいですか。(よろしくお願いします) よろしくお願いします。(よろしくお願いします) 僕は大丈夫です。(損傷なし) このぐらいの事、大丈夫ですって。(損傷軽微) ホワイトドール…大丈夫なのか!?(損傷拡大!) もってくれ!ホワイトドール!(もう持ちません!) 増援時戦いの歴史は、繰り返させません!(A-α-STAGE08) 戦争をするんなら、場所を選びなさいよ!(B-β-STAGE08) あなた達!なぜ話し合いが待てないのです!?(C-α-STAGE5) お前ら下がれぇぇぇっ!(C-FINAL) 地球は戦争するところじゃないでしょう!(F-STAGE08-Ex) 戦況変化時(味方乱入) (敵乱入) (シャッフル乱入) 僕が責任を持つしかないんだ…(開始30秒) あの人たちに、なんとか落ち着いてもらわないと…(開始30秒) あれもこれも、いっぺんに出来るわけありませんよ…(開始30秒) でも、このビームライフル、またダメになっちゃうなんて事ないですよね…?(開始30秒) 勝てるかもしれません!(あと1機で勝利) このままだとこっちがやられる!(あと1機で敗北) 終わった?(勝利) え…失敗?そんな…(敗北) 急がないと時間切れになっちゃう!(残り30秒) 自機撃破で勝利倒す!倒します! お前ら下がれぇぇぇっ! 戦いの歴史は…繰り返させません! 戦争をするんなら、場所を選びなさいよ! 自分を捨てて戦える者には!!(対ギンガナム) お嬢さんはぁぁっ!(対ソシエ) やめてくださいよ…!僕は戦うつもりなんてないんです!(対ポゥ) 自機被撃破で敗北すみません…お嬢さん…! 勝利時やっと終わった… 戦争はいけませんよ… ユニバース!ユニバーース! ディアナ様…やっぱり、戦争はいけませんよ… なんかホワイトドールの性能って、とんでもないな… 地球はとてもいいところだ、みんな!早く戻ってこーい! 僕じゃありません。コイツ…ホワイトドールが凄いんですよ。 機械人形に乗ってたら、話し合いってできないものなんでしょうか… おかしいですよ…月とか地球とか…みんな同じ人間じゃないですか! あの機械人形には、どういう人が乗ってるんだろうって想像しちゃったんですよね… 君?怪我はなかった?(僚機シャア(ジオング)で確認。) 凄い…あの戦い方…やっぱり黒歴史の…(僚機ロラン、ギンガナム、ソシエ以外) ガンダム…ホワイトドールも確か、そう呼ばれていたんだ…(僚機属性「ガンダム」) あの、あなたの機械人形もガンダムって呼ばれているんですか?(僚機属性「ガンダム」) あなたのガンダムに…お髭は無いんですね。(僚機∀以外の「ガンダム」?) へぇー…あなたのガンダムには、眉があるんですね!(僚機属性「ガンダム」?) 戦いを戦いで止めるなんて…いけませんよ…(僚機属性「ソレスタルビーイング」) ただの戦車じゃないぞ。あんな正確に狙えるなんて…(僚機ハヤト) ボルジャーノンのパイロットの方、お怪我はありませんか?(僚機シャア(ザク)、バーニィ) スエサイド部隊の皆さん、お疲れさまでした(僚機シャア(ザク)、バーニィ) そのタイヤ、さっきの攻撃でパンクしてませんか?(僚機カテジナ) その機械人形には、髪が生えてるんですね!(僚機ティエリア、ゼクス、アレンビー) ただ勝つだけじゃいけない…ターンXを止めないと!(僚機ギンガナム) やっぱりターンタイプ2機で戦うと、すごいですね…(僚機ギンガナム) っ!…気を付けないと、ターンタイプが2機とも出たら、黒歴史の繰り返しになってしまう!(僚機ギンガナム) お上手に乗りますね!お嬢さん!(僚機ソシエ) ソシエお嬢さんも、モビルスーツのパイロットらしく落ち着いてくださって…(僚機ソシエ) 何故、話し合いが出来ないんでしょうね…(僚機キラ(全部)) 味方の機械人形も、核を持っていたなんて…!(僚機ガトー) あのモビルスーツ、ボルジャーノンとは違うぞ。武装も機動性も…(僚機ノリス) お怪我はありませんか?(僚機時) すいません、助けていただいて。(僚機時) 敗北時脱出する! 僕は…止められなかった…! このままでは…皆で滅びる…! これって…黒歴史の再来になるんじゃないのか…? ディアナ様、お願いです…!こんな戦争、やめさせてくださいよ! やっぱり、ターン同士じゃ無理があったんだ…(僚機ギンガナム) ギンガナムが戦いを好むから、こんな事になってしまうんだ…(同上) お嬢さん、大丈夫ですか!?お嬢さん!(僚機ソシエ) お嬢さん!お声を聞かせていただけませんか!?(同上) コンティニュー風が…また吹いた…
https://w.atwiki.jp/gvsgnext2/pages/86.html
▼▼公式大会▼▼『Premium Dogfight '09』(公式サイト 告知ページ) ▼▼定期開催■千葉県千葉市稲毛区 ムー大陸 稲毛店 ▼▼公式大会▼▼ 『Premium Dogfight '09』(公式サイト 告知ページ) ■スケジュール ○予選大会申し込み締切 2009年4月19日(日)(以下の日付もすべて2009年) ○予選大会開催当落&公式サイト・ゲーム雑誌等での予選開催店舗発表 5月下旬(予定) ○予選開催店舗へのトーナメントキット発送 7月下旬(予定) ○一般予選・エリア予選開催期間 8月上旬~10月中旬(予定) ○エリア決勝開催期間 9月上旬~10月下旬(予定) ○オフィシャル予選 ???? ○決勝大会 11月21日(土) ニューピアホール 住所:〒150-0022 東京都港区海岸1-11-1 ニューピア竹芝ノースタワー1F Tel:03-3578-0041 アクセス:こちらを参照 ※申し込み締切、トーナメントキット発送、予選開催期間の情報はROMキット同封の申込用紙からによる。 ■メモ 機動戦士ガンダム ガンダムvs.ガンダムNEXT Part155 936 名前:ゲームセンター名無し[sage] 投稿日:2009/07/27(月) 20 06 06 ID 0L5O55gAO 今日カプコンから全国大会予選の開催キットが届いた。 一応予選は時間210or無制限、ダメージLv2~4、ステージセレクトはランダム固定が推薦だとさ。 告知ポスターには今までの解禁機体はあったがUCの姿はなし。 ▼▼定期開催 ■8月28日(日) 新宿スポーツランド本館 スポラン杯 第20回 10on10団体戦 日時:8月28日(日) 12:00より受付(当日エントリーのみ) 場所:新宿駅東口 徒歩3分(いいともでおなじみのアルタ裏) 参加費:1チーム2000円(お1人さま200円) 設定:タイム設定210。その他はデフォルト設定 ルール:使用ステージは「サイド7」(ガンダムのステージ) ペア合計コスト制限5000まで。 チーム内での同機体使用不可。 タイムアウト(引き分け)時は両者失格。(大将戦絡みは準じず) ※大将戦絡みの場合、1、2回目のタイムアウトは再戦。 3回目はリザルト画面で4位のプレイヤーチームが敗北権利。 追加:決勝戦のみ3回目のタイムアウトはTIME∞で再戦。 ■決勝トーナメント進出時における再抽選の実施 トーナメント抽選番号の若い順番で再度「クジ抽選」を行い、 1番を引いたチームから自由にトーナメント枠の場所を決定する 「K-1方式」という方式を採用させていただきます。 ■プレーオフ(敗者復活戦)の導入【今回のみ】 ※全敗戦チームの中から代表ペア2名による敗者復活戦の開催。 レギュレーションは本選と同様。タイムアウトの場合は、 リザルト画面で4位のプレイヤーチームが敗北権利。 その場にいない場合は、プレーオフ参加辞退と見なす場合がございます。 決勝トーナメントは既に決定しているチーム+プレーオフ通過チームで行います。 プレーオフ通過チームはトーナメント枠を指定する権利はありません。 トーナメント貼出以降の機体変更は原則受付けません。 不正行為を発見した場合は失格となります。 大会当日はチーム斡旋受付致します。 概要:おかげさまで、まだまだ野試合も盛り上がっております。 空調も増台したし、9月もう1回やれないか調整中です。 新作発売までのカウントダウンを皆で楽しもう!! あなたも大会に参加して日頃の腕試しをしてみませんか。 ご参加お待ちしております。 ■千葉県千葉市稲毛区 ムー大陸 稲毛店 【日時】毎週 月、木曜 受付17時開始。開始と終了時間18時~23時 【料金】参加費500 【住所】千葉県千葉市稲毛区小仲台2-5-7海宝ビル2F 【アクセス】電 車:総武線稲毛駅東口下車、徒歩2分「GET'S 稲毛」2F(1Fはパチンコ屋、駐車場はないので注意) 【備考】参加人数に制限が設けられています。 常連が大半を占めるので、遠征の方が参加の際はお早めに。
https://w.atwiki.jp/gungunpsp/pages/40.html
セリフ 出撃時に敵味方問わずプルが居る 「あんな小さい子まで戦場に出ているなんて…!」 シャア(0079),バーニィと勝利 「ボルジャーノンには負けませんから!」 シャア(0079),ノリス,バーニィをロックオン 「あれってスエサイド部隊!?」 ガンダム系をロックオン 「あんな機械人形もあったのか…」 ∀以外のガンダム系と勝利 「ガンダムってお髭のないものもあるんだ」
https://w.atwiki.jp/gundamfamily/pages/8915.html
756オールアムロVSシャア軍団VSガンダム兄弟2020/06/15(月) 00 56 30.53ID l7fA4kK80 ??? セレーネ「……うっ、ここは?」 フロスト兄弟の裏切りにより、ガンダム兄弟家での戦闘に敗北したセレーネ。 次に目を覚ました時、彼女は見知らぬ部屋で椅子に縛り付けられていた。 シャギア「おや、ようやくお目覚めかねセレーネ・マクグリフ」 セレーネ「変態兄弟……よくも騙してくれたわね!」 オルバ「僕らは元々敵役だよ。簡単に信用する方がどうかと思うけど」 セレーネ「スターゲイザーはどこ!? 兄弟のみんなは無事なの?! ううん、それより……私はいったいどれくらい気を失っていたの!?」 オルバ「どれくらいって……そうだね、あれから8時間強ってとこかな兄さん」 シャギア「ああ。もうすぐ日付も変わるなオルバよ」 セレーネ「なんてこと……! 早く、早くあのことをみんなに知らせないと!!」 オルバ「おいおいどうしたんだい? そんな急に慌てだして」 シャギア「そんなに暴れても、縄が皮膚に喰い込んで痛いだけだろう」 セレーネ「うっさい! そっちこそわかってんの!? このままじゃ、アンタらだってこの町もろとも……!」 フロンタル「無論、彼らは全てわかって私に手を貸してくれているのだよ」 そう言って入ってきたのは、この事件の黒幕たるフル・フロンタルだった。 いつもの全裸とは違い、今日はきっちりと服を着こんでいる。 セレーネ「フル・フロンタル……!」 ゾルタン「まったく、起きた端からうるせえ女だな? アア?」 セレーネ「その声、そっちはウチを襲ってきたやつね。これがこの悪だくみのお仲間全員ってワケ?」 フロンタル「厳密にはアンジェロと、それからもう一人いるがね。今、主に動いているのは我々だと思ってもらって構わない」 セレーネ「そう、よかったわね。ならさっさと私を解放してもらえる? もう時間が無いの。早くみんなと合流しないと……」 ゾルタン「ハア!? 返すわけねーだろ! てめーは人質なんだからよ!」 フロンタル「そうだ。それにもうじき、とびきりのショウが始まるんだ。よかったら君も見ていくといい。特等席を用意しておいたからね」 セレーネ「ショウ? なにを言って……」 フロンタルがリモコンを操作すると、窓のシャッターが開いた。 そこに広がっていた光景に、セレーネは言葉を失う。 セレーネ「あれは……デビルガンダム!!」 オルバ「うん。君たち兄弟とも因縁深い、あのデビルガンダムさ」 セレーネ「動かない……眠っているの?」 シャギア「そうだ。南区で目覚め、警察署を襲ったまではいいが、MAとの戦いで力尽きてね。今は休眠状態らしい」 フロンタル「だが目覚めの時は近い。奴はいま、最高の生体ユニットを手に入れたのだから」 セレーネ「!? ま、まさか! あんたたちが私をさらった理由って……!」 何かを察したのか、動揺するセレーネ。だがそれを後ろからゾルタンが抑えつける。 ゾルタン「ビビることはねえだろ? さあ、よーく見ろ。デビルガンダムが目覚めるぞ!」 ゆっくりと動きだすデビルガンダム。 まるで誰かを招き入れるように、空っぽのコクピットが静かに開いた―― 757オールアムロVSシャア軍団VSガンダム兄弟2020/06/15(月) 01 04 43.99ID l7fA4kK80 日登町中央区:学校 ギャバン「どうでしたか。他の町と連絡はつきましたか?」 ハロ長官「ああ。また通信障害が酷くなってきたせいで、中々大変だったけどね」 リリ「それで、救援は望めそうですの?」 リリの問いかけに、ハロ長官は首を振った。 ハロ長官「これを見たまえ。人口衛星から送られてきた、現在の日登町の様子だ」 リリ「まあ、なんてひどい……!」 ギャバン「中央区を除く、全ての地域がデビルガンダム化している、だと……!?」 ハロ長官「そう、まさにデビル日登町といったところだね」 町全域を飲み込み、かつてないほどに巨大化したデビルガンダム。 成長は今も続いており、日登町はおろか、隣町にまで触手を伸ばしている。 その防衛で手いっぱいで、どこの町も日登町に救援をよこす余裕はない。 それがハロ長官の説明だった。 ギャバン「なんてことだ……」 リリ「仕方ありませんわ。私たちだけでなんとかするしかない、それがわかっただけでも得というものです」 ギャバン「アムロ・レイとシャア・アズナブルの喧嘩からはじまり、MA、シド、ELS、デビルガンダムの襲撃……まったく、今日はなんて日だ」 ハロ長官「嘆いていても仕方がない。まずはできることから始めよう。それで、住民の避難状況はどうなっているかな?」 グラハム「それについては、住民の90パーセントがこの学校に避難済みです」 ハロ長官「おお、グラハム警視正。君も無事だったか」 ギャバン「朝から姿が見えなかったが、いったいどこに行っていたんだ?」 グラハム「今日はいきつけの銭湯のサウナに閉じ込められたり、ロボットプロレスの解説をしたり、シドの襲撃から避難民を護衛したりと、色々です」 リリ「なんですの、その波乱万丈なハードスケジュールは……?」 グラハム「はっはっは、おかげでいい経験ができました。放っておいた部下たちには悪いことをしましたが」 ハロ長官「グラハム警視正、君の冒険譚にも興味はあるが、今は報告の続きを」 グラハム「失礼した。まだ避難が済んでいない住人たちも、ほぼ全員の居場所を特定しました。現在、警官隊が救助に向かっています」 ギャバン「今のところ、大きな人的被害が出ていないのが不幸中の幸いといったところですな」 リリ「なんだかんだいって、この町の方々は荒事には慣れていますからね」 グラハム「ですが、いくつか気になることもあります」 ハロ長官「気になること?」 グラハム「ええ、これは避難中に、デビルガンダムと遭遇した者たちの報告なのですが……」 グラハムの報告。それは今回のデビルガンダムの生態に関するものだった。 例えば破裂して毒液をまき散らしたり、鋭い棘を全身に生やしたり、 中には救助を求める住民に擬態し、近寄ってきたところを襲い掛かってきた例もあるという。 リリ「毒に棘に、おびき寄せての襲撃……まるで植物のようですわね」 ハロ長官「確かに、どれも今までのデビルガンダムでは例の無い生態だね」 ギャバン「デビルガンダムは、取り込んだ生体ユニットによって大きく進化を遂げるという特性があります。今回もそのためではないでしょうか」 リリ「かつてのレイン・ミカムラ、シーマ・ガラハウ、コウサカ・チナとホシノ・フミナのようにですか」 ギャバン「ええ。いずれの時も、デビルガンダムは生体ユニットにより異なった特性を獲得しています」 リリ「なら、今回はいったい誰を取り込んだというのかしら……」 そう言って、リリ・ボルジャーノは、遥か西に見える巨大なデビルガンダムのシルエットを見つめた。 ギャバン「いずれにせよ、もうあまり時間はありません。今は魔法少女たちが張った結界によって学校は守られていますが」 グラハム「彼女たちの体力が持つのも、明日の朝まででしょう」 リリ「なんとかそれまでに反撃の目途をつけないといけませんわね」 ハロ長官「そのためにも、まずはシロー刑事をはじめとするガンダム兄弟たちの意見も聞きたいな。彼らはいま、どうしているんだい?」 758オールアムロVSシャア軍団VSガンダム兄弟2020/06/15(月) 01 15 00.46ID l7fA4kK80 その頃、ガンダム兄弟はデュランダルの協力者であるタリアや東方不敗らと会談していた。 内容は、この事件の黒幕たるフル・フロンタル、その目的についてであった。 シロー「“人類を一つ上の存在へ進化させ、世界から争いを永遠に無くす”!?」 タリア「ええ、それがわれわれの掴んだ、フル・フロンタルの作戦目標です」 フリット「…………」 東方不敗「どうした。何を黙っておる」 アルレット「と、言われてもねえ」 ジュドー「思ったよりもガチな目標で、俺たちも反応に困るっていうか」 キラ「ていうか何なの? イマドキ人類進化による争いの根絶って」 ウッソ「いかにも中二が考えたラスボスって感じで、もにょっとしますよね」 シュバルツ「信じがたいだろうが、事実だ。いくつかの確かな証拠もある」 シン「マジかよ……」 キラ「大丈夫なの? こんな場末のネタスレでそんな大仰な目標立てちゃって? これ絶対あとで収拾つかなくなるヤツじゃないの?」 ベルリ「うん、とりあえず今はそういうメタなツッコミやめとこうか。ホントになっちゃうから」 タリア「もっとも、そのための具体的な方法と言うか、この計画の最終段階については、こちらもまだ掴みかねている状態です」 カミーユ「でも、その鍵になるのが俺とジュドーの機体なんですよね?」 ジュドー「あ~、そういえばタッグマッチのあと、アムロ兄とクワトロさんがそんなこと言ってたな」 シュバルツ「そうだ。“ZがZZになる。それこそが進化の道である”我々が手に入れた資料にもそう書いてある」 ヨナ「ZがZZになる? どういうことだ?」 刹那「ZガンダムはZガンダムであり、ZZガンダムにはならない。フロンタルの言葉は間違っている」 シン「おお、珍しく刹那が当たり前のことを言ってる……!」 マイ「でもその通りだよ。もしかしたら、このZとZZって言葉には、何か別の意味があるのかもしれませんね」 リタ「シローはどう思う?」 シロー「……まだ憶測の域をでないことについて、ここでどうこう言っていても仕方ないと思う」 それからシローは兄弟を見回し、言葉を続ける。 シロー「むしろ今は、目の前にある危機にどう立ち向かうか。それについてみんなの意見を聞きたい。新たにわかったこともあるしな」 バナージ「フロスト兄弟が裏切ったこと。あいつらによってセレーネ姉さんが攫われたことですね」 ジュドー「つーか通信を聞いた時から怪しいと思ってたけど、やっぱり裏切ったなあの変態兄弟」 ガロード「…………」 ジュドー「あ、悪りガロード……」 ガロード「いや、気にすんなよジュドー。あいつらが裏切るなんてよくあることだしさ。ただ」 ジュドー「ただ?」 ガロード「なんていうか、今回はいつもと違うって言うか違和感があるっていうか」 ジュドー「なんだよ違和感って」 ガロード「それがうまく説明できないんだよ。あ~俺がニュータイプだったらもっと直観的に伝えられるんだろうけど」 そう言ってガロードは困ったように頭を掻く。 ガロード「まあ変態兄弟のことはいいよ。それより心配なのはセレーネ姉さんの方でしょ」 アセム「確かにそうだな」 ウッソ「何気に今まで、攫われるとかそういうヒロイン的なこととは無縁でしたからね、姉さんは」 フリット「うん。今回も何事もなかったみたいに笑って戻ってくるものだって、僕らも根拠もなく思ってたしね」 アル「セレーネ姉ちゃん……」 タリア「ごめんなさい、詳しい経緯を知らないのだけどなにがあったの?」 劉備「家が襲われたとき、セレーネは殿になって俺たちを逃がしてくれたんだ」 マイ「すまないアル、シュウト。僕があのとき、もっとちゃんと考えていれば……」 キャプテン「マイのせいではない。あの場では、ああするのが最善であったいうのが私の計算だ」 シュウト「マイ兄ちゃんは悪くない。僕もそう思う」 アセム「大丈夫だ! セレーネ姉さんは俺たちが必ず助け出すから!」 アル「うん……」 759オールアムロVSシャア軍団VSガンダム兄弟2020/06/15(月) 01 43 28.33ID l7fA4kK80 カミーユ「しかし、なんでフロンタルは姉さんをさらっていったんだろうな」 ジュドー「人質にした方が逆に面倒くさそうだけどね、姉さんの性格考えると」 ドモン「それなんだがシロー兄さん」 シロー「ン? どうしたドモン」 ドモン「ひょっとするとフロンタルは、セレーネ姉さんをデビルガンダム復活のための……」 その時、二人の少年がバタバタと急ぎ足で駆け込んでくる。 セカイ「アニキ! 大変だアニキ!!」 セイ「フル・フロンタルです! フル・フロンタルから通信がきました!」 ヨナ「なんだって!?」 マイ「すぐにこっちのモニターに出します!」 マイは急いで手元の機材を操作した。 すると、モニターに映し出されたのは、不敵な笑みを浮かべた、仮面の男の姿だった。 フロンタル『……やあ、夜分遅くに失礼するよガンダム兄弟の諸君』 シロー「フル・フロンタル!」 ドモン「貴様! よくも抜け抜けと俺たちの前に顔を出せたな!!」 リタ「ちょっとドモン落ち着いて! モニター壊れちゃうから!」 カミーユ「ドモン兄さんの気持ちはわかりますよ。俺だって、今すぐあのモニター叩き割ってやりたいと思ってますから」 バナージ「こうして直接通信を送ってくるなんて、いったいどういうつもりですかあなたは」 フロンタル『今日一日、とてもがんばった君たちをねぎらいにきた。それでは不服かね?』 シン「っふざけんなよお前!!」 刹那「いったい何時まで黒幕を気取っているつもりだ」 ベルリ「いっつも全裸のギャグキャラが、長編だからって大物ぶるのはやめなさいよ!」 フロンタル『やれやれ。すっかり嫌われてしまったな、私は』 アセム「やりたいことがあるなら直接出てこい! それで、俺たちと戦え!」 フロンタル『無論、IMD計画遂行のため、君たちとは近いうちに決着をつけるつもりだよ。だが』 フロンタルはわざと困った風を装い、顎を撫でた。 フロンタル『こう見えて、私も忙しい身でね。できればこちらへ来てもらいたいものだ。この、ネオジオン社に』 シロー「ネオジオン社だと?」 キラ「キャプテン、通信の逆探知は?」 キャプテン「成功した。確かにフロンタルは今、ネオジオン社にいるとみて間違いない」 フロンタル『もし来てもらえるならば歓迎するよガンダム兄弟。ここにはセレーネ・マクグリフもいることだしな』 ヨナ「セレーネ姉さんだと!」 シロー「無事なのか! おい、無事なんだなセレーネ姉さんは!?」 760オールアムロVSシャア軍団VSガンダム兄弟2020/06/15(月) 01 46 57.83ID l7fA4kK80 フロンタル『勿論。お客様は丁重に扱わさせてもらっている。今は、デビルガンダムの完全復活を待っているはずだよ。特等席でね』 ドモン「特等席だと!? ということは貴様、やはりセレーネ姉さんをデビルガンダムの生体ユニットに!」 フロンタル『え? いや、違うが?』 ドモン「え?」 ゾルタン(フロンタルの背後)『あ~!! もういい加減大人しくしろこのアマ!』 セレーネ(フロンタルの背後)『うっさい! そっちこそ離しなさいよ変な髪形!』 ギャーギャー アルレット「なんか……普通に元気だったわねセレーネ」 ドモン「え~……」 フロンタル「どうやら君たちと私の間には、若干の誤解があったようだな」 ドモン「な、ならば誰だ! 一体だれがデビルガンダムの生体ユニットになっている!?」 フロンタル「それは勿論、君たちのよく知る人物だよ」 ヨナ「俺たちのよく知る人物……?」 フロンタル「私は、かつてウルベ・イシカワが残したメモを手に入れた。デビルガンダムの新たな可能性について書かれたメモだ」 ドモン「ウルベのメモだと?」 フロンタル「それを読み解き、私は新たな生体ユニット候補を見つけ出した。南区の山奥でね」 その時、急に映像のカメラが切り替わった。 映し出されているのは、デビル日登町の中心にあるデビルガンダム本体、そのコクピットだ。 フロンタル『メモにはこう書いてある。“生体ユニットにもっとも相応しいのは女。その結論は間違いだった” “最適なのは、それは無条件に我が子を愛する母ではなく、厳しく試練を与える父のような存在”』 フロンタルがメモを読み上げる向こう側で、 ゆっくりとデビルガンダムのコクピットが開いていく。 そこにいたのは…… フロンタル『“生体ユニットに最も適しているのは……あらゆる方法でデビルガンダムを狩り、 生存を脅かし、時には調理して喰らう者……” チナパパ “そう、汝の名は……男なり!”』 チナパパ(メタル)inデビルガンダム「…………」 ガンダム兄弟「………お っ さ ん じ ゃ ね え か !!」 時刻はすでに深夜1時。 真っ暗な日登町の空に、ガンダム兄弟の総ツッコミが響き渡った……。 チナパパ 次回、おっさんを救出するため、ガンダム兄弟たちの決死の作戦がはじまる……! link_anchor plugin error 画像もしくは文字列を必ずどちらかを入力してください。このページにつけられたタグ
https://w.atwiki.jp/gundam-vs-gnsk/pages/86.html
シャギア・フロスト(Shagia Frost)(CV:森川智之) シャギア・フロスト(Shagia Frost)(CV:森川智之)【解説】 【属性】 【台詞】 【解説】 生年月日…B.W.4年頃、19歳 血液型…不明 身長…185cm 体重…72kg 趣味…謀殺 特技…チェス 原作搭乗機…NRX-0013 ガンダムヴァサーゴ → NRX-0013CB ガンダムヴァサーゴ・チェストブレイク 通称…兄者 オルバ・フロスト(CV:佐々木望) 生年月日…B.W.4年頃、19歳 血液型…不明 身長…171cm 体重…58kg 趣味…謀殺 原作搭乗機…NRX-0015 ガンダムアシュタロン → NRX-0015HC ガンダムアシュタロン・ハーミットクラブ 通称…弟者 【属性】 ガンダム 「赤い」機体 好戦 【台詞】 選択時私の愛馬は凶暴です ブリーフィング時まもなく戦闘エリアだ 我々も行動を開始するか 月の出ぬ間に奴らを叩く オ「そろそろだね。兄さん」シ「のようだな」 私はシャギア・フロスト。君に協力する(僚機時) 私はシャギア・フロスト。フリーのモビルスーツ乗りです(僚機時) こちらはガンダムヴァサーゴ、援護する(僚機時) シャギアだ。また君に協力する(僚機2回目以降) そちらの準備はできているな?始めるぞ(僚機時2回目以降) シャギアです。次もよろしくお願いします(僚機時2回目以降) 久し振りだな、ガロード・ラン。残念だが今は休戦だ(僚機時:自機ガロード(GX)) ガロード・ラン、君と戦いに来たのではない。協力してやろう(僚機時:自機ガロード(GX)) ダブルエックス…!丁度良い、力を貸してもらおうか。お互いのために(僚機時:自機ガロード(DX)) 行くぞ、ガロード(僚機時2回目以降:自機ガロード) 戦闘開始時勝利者はニュータイプではない。我々兄弟だ 来るべき時代を我等に跪かせる為には、もっと多くの血が必要なのだ オ「なるほど。悪いこと、するんだね…」シ「そうだ。悪いことだ」 シ「オルバよ、そろそろいくか」オ「OK。腕がムズムズしてたところさ」 シ「オルバよ、そちらの準備はいいな?」オ「いつでもいいよ、兄さん」 ん?この少年、ニュータイプなのか…?(僚機属性「ニュータイプ」+「少年」) あの男がニュータイプか否か、この戦いで見極める(僚機属性「ニュータイプ」+「年長者」+「男性」) あの少女もニュータイプの可能性はある(僚機属性「ニュータイプ」+少女) フフッ。あの機体、狙ってくれと言わんばかりだな(僚機属性「金色」) どんなに強力な火器でも、当たらなければどうということはない(僚機シャア) シ「間違いない。オルバよ、あのパイロットはニュータイプだ。ならば…」オ「…やるのかい?兄さん」(僚機ハマーン、シャア、シロッコ) あのパイロット、人工ニュータイプか?(僚機プル、プルツー、マリーダ) 奴の機体、似ているな(僚機ミリアルド) 行くぞ、ガロード(僚機ガロード(GX)) GXの戦果…期待しているよ(僚機ガロード(GX)) ガロード、GXの活躍期待しているぞ(僚機ガロード(GX)) では、幸運を祈るよ、ガロード・ラン君(僚機ガロード(GX)) パワーアップしたGXの力…ちょうどいい、ゆっくり拝見させてもらうとしよう(僚機ガロード(GX)) 来るんだガロード、そしてティファ・アディール(僚機ガロード(両方)) DX、我々の為に働いて貰おうか(僚機ガロード(DX)) フフッ…DX、今だけだ、協力するのはな(僚機ガロード(DX)) 何、ヴァサーゴ…?あいつは何者だ?(僚機シャギア) そう、戦争だ!我々が望むのは。…新しい世界のためのな(僚機ギンガナム) 援護は量産機か。フッ、多少落とされても構わん。阻め!(僚機アカハナ、ソシエ) オ「…やるのかい?兄さん」シ「ああ。我々の世界にあれは要らん」(VSデビルガンダム) 攻撃ふんっ!(射撃) 小賢しい!(射撃) ちょろちょろと(射撃) 落ちろ!(サブ射撃) うるさいぞ!(サブ射撃) かかったな!(サブ射撃) 邪魔をするな!(サブ射撃) 邪魔なのだ(特殊射撃) ならばこれでどうだ?(特殊射撃) オ「逃がすか!」(特殊格闘HIT) オ「今だよ、兄さん!」(特殊格闘HIT) オ「いい気になるな!」(特殊格闘HIT) オ「さぁ、兄さん!とどめを!」(特殊格闘HIT) はぁっ!(格闘) どけぃっ!(格闘) しゃらくさい!(格闘) 思い上がるな!(格闘前派生) フッフッフッフッ…(格闘前派生) シ「オルバ!」(変形) オ「さあ、兄さん!」(変形) シ「いくぞ、オルバよ!」(変形) オ「大丈夫、僕が援護するから」(変形) 行け!(モビルアシスト) かかれ!(モビルアシスト) 援護しろ!(モビルアシスト) 行ってもらおう(モビルアシスト) 敵機接近前から来る! 後ろか! 左! 右! サーチ捉えた! 逃がさん 捕捉した あれだな? フン、見つけたぞ 奴らのガンダムを破壊する(属性「ガンダム」をロック) シ「目障りだな。破壊するか」オ「わかったよ、兄さん」(属性「金色」、シロッコをロック) あのガンダム、ふざけているのか!?(アレンビーをロック) 何、ヴァサーゴ!?…いや、違う!(ミリアルドをロック) ん?奴の機体…ガンダムか!?(ロラン、ギンガナム、コウ(デンドロビウム)をロック) GX!装備を変えたか!(ガロード(GX)をロック) 来たか!DX!(ガロード(DX)をロック) 何!?大型モビルスーツだと!?(フォウ、ポゥをロック) フフフ…奴はニュータイプか…(ララァをロック) 何だあの機体は!?注意しろ、オルバ!(プルツー(クィン・マンサ)をロック) 注意しろオルバ!敵のビーム兵器は強力だ!(ファラ、アイナをロック) 大型モビルアーマーか…邪魔だな!(クェス、カロッゾをロック) 奴は間違いなく、我々の妨げになる(キラ(Sフリーダム)をロック) 被弾時なにっ!? うおっ! ちぃっ! やるな 私は君の味方だが?(誤射) 貴様!何のつもりだ?(誤射) 被撃破時ば、馬鹿な! こ、ここまでか! うおおおおおお! 奴が落ちたか。案外早かったな(僚機被撃破時) ふん、やはり落とされたか(僚機被撃破時) 回避時フン! はっ! んん? 当たらんなぁ! 攻撃のつもりか? 弾切れ時くっ、弾切れか… ん?弾が切れたか… エネルギーを使い果たすとは… 敵機撃破時次は… さよならだ ふふははは… ふん、素人が… 奴らはつくづく愚か者だ だから邪魔をするなといったのだ フフフフッ、ニュータイプには死んでもらう!(対属性「ニュータイプ」) ガンダム、大したことはなかったな(対属性「ガンダム」) 出来損ないの人工ニュータイプになど用はない!(対プル、プルツー、マリーダ) さよなら、GX(対ガロード(GX)) ふん、落ちたか…(対ミリアルド) 復帰時そうこなくてはな 慣れとは恐ろしいものだ… つくづく奴らにも困らされる 今しばらくこの戦場を楽しむとしよう オ「兄さん、まだやれるよ!」シ「そのようだな」 通信では、手筈どおりに(よろしく頼む) 独自に動くが、気にしないでくれたまえ(よろしく頼む) 私は無傷だが?(損傷なし) かすり傷だ(損傷軽微) 注意しろ、敵の武装は強力だ(損傷拡大!) いかん、機体が…!(もう持ちません!) 増援時月を見ぬまま地獄に落ちろ(C-α-STAGE2) 世界が我らを黙殺するから、我らは世界を滅ぼすのだよ!(D-STAGE FINAL) 最後の最後まで邪魔してくれる!(E-STAGE FINAL) 我等の世界に栄光あれ!(J-EX-STAGE8) 戦況変化時オルバよ、友軍を誘導してくれたか!(味方乱入) ちっ、奴らめ…。この期に及んで増援を呼ぶとはな(敵乱入) (シャッフル乱入) さぁて、後は連中の始末だけか(開始30秒) 我々にはまずやらねばならないことがある(開始30秒) オ「僕たちは次のステージへ上がるよ。君を踏み台にしてね…」(開始30秒) オ「甘いねあいつらも…」(開始30秒) 勝負は見えたな(あと1機で勝利) 馬鹿な、我々が押されている…(あと1機で敗北) オ「兄さん、ゼロアワーだ」シ「了解だ」(残り30秒) やったか(勝利) 何だと?(敗北) 自機撃破で勝利我等の世界に栄光あれ! 月を見ぬまま地獄に落ちろ 切り札は最後まで取っておくものだよ シ「脅威となる者は排除する!」オ「死ねぇ!」 シ「力を認められぬ者の恨み!」オ「その身を以って味わえ!」 オ「いい気になるな!」シ「ガロード・ラン!」(対ガロード(GX)) オ「終わりだよ!」シ「DX!」(対ガロード(DX)) 自機被撃破で敗北シ「オルバよ…」オ「兄さん!」 勝利時フフフ、順調だ 作戦は成功だな フフッ、予定通りだ あとはフラッシュシステムに対応するかか… 奴等の機体は破壊できたんだ、十分としよう これは我々の長い道のりの第一歩にしか過ぎんのだ 我々が求めるのはニュータイプなどではない。力だけだ 未来を作るのはニュータイプではない。カテゴリーFと呼ばれた我々だ オ「恐るるに足りないね、兄さん」 オ「次の戦争は、僕らが求めた戦争だ!」 オ「僕らの憎しみが、次の時代を築くんだ」 シ「オルバよ、引き上げだ!」オ「了解、兄さん」 やはりニュータイプは脅威だ…。さて、奴をどうするかな…オルバよ(僚機属性が「ニュータイプ」) なるほど、確かに君は真のニュータイプのようだ(同上) さすがはニュータイプ、なかなかの力をお持ちのようだ(同上) ニュータイプではないというのか?しかしその力…(僚機属性が非「ニュータイプ」) ニュータイプではないとはいえ、この力…野放しにはできん 戦争根絶?それは違う。これから始まるのだ、戦争は(僚機属性「ソレスタルビーイング」) この力、人工ニュータイプかもしれんな(僚機プル、プルツー、マリーダ) フン、人工ニュータイプも使い方次第か(同上) 君は人工ニュータイプか?失礼、それとも本物かな?(僚機プル、クルーゼ、リボンズ) 奴の機体、似ているのは見かけだけか?(僚機ミリアルド) フフッ、さすがはGX。並みのガンダムでは歯が立たんか(僚機ガロード(GX)) ガロード、やはり今しばらく、君にはGXに乗ってもらおう(僚機ガロード(GX)) ガロード君、君はやはり我々のライバルのようだな(僚機ガロード(両方)) フフッ、そうか…。どうやら我々の目的は似ているらしい(僚機ギンガナム) なかなかやる(僚機時) 協力を感謝する(僚機時) 敗北時オルバよ、撤退だ 我々の作戦は失敗だ。出直すとしよう これ以上の戦闘はリスクが大きすぎる… 奴らに勝ったとて、それは本当の勝利ではない 今は退くぞ、ここは命を捨てるべきステージではない オ「ごめん、兄さん…」シ「いや、いいんだオルバ…」 オ「何も言わないで、兄さん。痛みは僕にも、伝わっているから…」 シ「オルバよ、撤退だ」オ「どうして!?…くっ、わかったよ、兄さん」 シ「くっ、ここまでか…」オ「まだ戦えるよ!」シ「いや、ここまでだ…!」 ガロード・ラン!今は退く時だ(僚機ガロード(両方)) DXもやられたか…オルバよ、我々も撤退だ(僚機ガロード(DX)) 退くぞオルバよ、GXは諦めろ!(僚機ガロード(GX)) コンティニュー未来を創るのは我々だ
https://w.atwiki.jp/gundam-vs-gnsk/pages/182.html
キュベレイQUBELEY 登場作品 機動戦士Zガンダム機動戦士ガンダムZZ 型式番号 AMX-004 全高 18.4m 重量 35.2t 所属 ネオ・ジオン軍 武装 ビーム・ガンビーム・サーベルファンネル大型ビーム・サーベル 搭乗者 ハマーン・カーン 【設定】 ジオン残党軍であるアクシズが一年戦争時ジオン公国が建造したMAエルメスを基に開発したMS。 開発コンセプトはそのまんま「エルメスのMS化」である(*1)。 肩部にある大型バインダーによる高い機動性を保持しながらエルメスのサイコミュ兵器「ビット」を小型化・発展させた「ファンネル」を搭載。 他の武装はビーム・サーベル機能を兼ねるビーム・ガンぐらいのものであり、武装構成自体はわりとシンプル。 つまりファンネルが主兵装でありビーム・ガンは補助的なものと、シンプルだがかなり複雑な戦術が求められる。 グリプス紛争時においては最高クラスの性能を誇っており、高いニュータイプ能力が求められる(*2)ためハマーン・カーンにしか扱えず、実質彼女の専用機となっている。 第一次ネオ・ジオン紛争では時代遅れに片足を突っ込んでいるものの、ハマーンの技量もあり恐竜的進化を遂げた当時のMSの頂点近くにあるといっても過言ではないZZガンダムに引けを取らない勝負を見せていた。 機体名は古代アナトリア(現在のトルコ)で信仰され、大地母神の起源とされている女神「キュベレ(キュベレー)」からと思われる。 【武装】 ビーム・ガン 両手首の袖部分に内蔵されたビーム砲。 砲身を取り外してマニピュレーターで保持する事でビーム・サーベルとして機能する。 ビーム・サーベル 両手首の袖口に収納されたビーム・サーベル。 袖口に収納された状態ではビーム砲として機能し、射撃戦と白兵戦どちらにも対応出来る。 「ガンダム武器防具伝」(株式会社レッカ社 編著)によると、 キュベレイと言えばファンネル、ハマーンと言えばサイコミュ兵器の使用に長ずるイメージが強いが、 実はZ、ZZの劇中ではビーム・サーベルを使用していたシーンが結構多い。 無論、ファンネルのみでは長時間戦闘は不可能というのもあるが、それを差し引いても百式、Zガンダム相手の白兵戦やZZガンダムとの最後の一騎打ちなど、強敵との戦いの際にはビーム・サーベルを多用していた。 後述のように、ファンネルを多用しない事によってジュドーに手加減していたと誤解されたことへの否定が彼女の本心ならば、案外ハマーン様にはビーム・サーベルを駆使した白兵戦を好む性質があったのかもしれない。 ファンネル 往年のファンには最早説明不要とも言いたくなるほどの本機の最大の特徴というべきサイコミュ兵器。 エルメスのビットを小型化させた無線遠隔誘導攻撃端末で、機体背面のファンネル・ポッドに収納され、外部へ放出されて脳波コントロールで誘導され目標を攻撃する。 グリプス戦役ではジ・O、パラス・アテネ、ボリノーク・サマーンの3機に囲まれたものの、この兵器で数的不利な状況を五分に持ち込んだ。 また、カミーユのZガンダムやクワトロの百式を圧倒し、彼らを相手に有利に戦いを進める事が出来たのもこの兵器あっての事といえるだろう。 ただし、ファンネルにはジェネレータが搭載されていない為、稼働時間が短く、コレだけによる長時間の攻撃はできない。 通常武装による射撃戦、格闘戦の中に織り交ぜて使う必要があるサブ武装な立ち位置の装備である。 余談だが、ファンネルとは本来漏斗を意味する英語で、キュベレイのそれも漏斗に似ていたからこう名付けられた。 正式名は「ファンネル・ビット」だが、みんな「ファンネル」と呼んでいる。 大型ビーム・サーベル 『機動戦士Ζガンダム』のテレビシリーズ最終話と劇場版『機動戦士ΖガンダムIII』での百式との最終決戦にて、通常のビーム・サーベルより出力が強化された大型ビーム・サーベルを一度だけ使用している。 両肩のバインダー内側に格納されており、柄は通常のビーム・サーベルの倍ほどの長さで両手で持ちやすくなっている。 テレビシリーズでも劇場版でも一度しか使っていないこともあり、この武装はゲームでも関連商品でも再現されることは少ないが、「ROBOT魂」や「HCM-pro」には付属している。 一回しか使ってないとはいえ、こんなものを機体のバインダーに隠し持ってるあたりを察すると、やっぱりハマーン様のビーム・サーベル好きは異常。 【原作の活躍】 ハマーン・カーンの専用機としてZ、ZZ共にラスボスに位置する機体のひとつとなっている。 グリプス戦役ではまずはカミーユ・ビダンやパプテマス・シロッコとその部下サラ、レコアと交戦。 どちらも決着がつかずお互い退いている。 最終決戦ではシロッコのジ・Oに加え因縁のあるクワトロ・バジーナの百式と交戦。 最終的には機体性能差もあり、クワトロを圧倒した。 第一次ネオ・ジオン抗争では最終戦のみの出撃でジュドーのZZガンダムと一騎打ちをする。 ファンネルを自重したため、ジュドーに手を抜いたと誤解されるも敗北したハマーンは否定していた。 最終的に相打ちに近い形ではあるものの敗れ、ジュドーの助けを拒み、宇宙の闇へと消えた。 【搭乗者】 ハマーン・カーン CV:榊原 良子 ジオン残党組織に所属する女性。 総大将はミネバ・ラオ・ザビだが、摂政としてアクシズの実質的な大将である。 まだ20歳ながら優れた政治力、カリスマ、艦隊指揮力を併せ持つだけでなく非常に強力なNTで、当時のアクシズには彼女しかキュベレイを扱える者がいなかった程。 原作では中盤から登場(名前と年齢だけはかなり早い段階で出た)。 時勢を見てエゥーゴともティターンズとも手を組んでいたが、最終的には三つ巴となる。 カミーユ・ビダンとは精神感応をするも、自分の心に土足で入られたと感じ激怒する。 最終戦ではクワトロ・バジーナ、パプテマス・シロッコと乱戦。その後、機体性能の差もありクワトロを圧倒。 彼を倒すと、アクシズ艦隊は後退する。 第一次ネオ・ジオン抗争では全編に通して出演し、アッガイに乗る、変装してアーガマに潜入するなどもした。 ジュドーの能力に強い興味を覚え、何度もスカウトするが彼に拒絶された。 連邦軍との取引でかつてのジオン発祥の地「サイド3」を手に入れ、覇権獲得まであと一歩というところで部下であるグレミーが大規模反乱を起こす。 彼を危険視しながらも、反逆を阻止できなかった時点で敗北を覚悟していたようである。 最終的にはジュドーと一騎打ちの果てに敗北し、「強い子」に出会えたことに満足して戦死する。 ファンネルを自重したためジュドーに手加減したと誤解をされたが、彼女は否定していた。 【原作名台詞】 「このキュベレイを舐めてもらっては困る!」機体選択でもおなじみ。彼女(とキュベレイ)の象徴的なセリフ。 「無礼を許すわけにはいかない」アクシズの大将と言うことで作っている部分もあるだろうが、基本的にプライドが高い気質。 「俗物!」劇中で何度も叫ぶセリフ。ちなみに俗物、俗人(こちらはシロッコが多用)という言葉は冨野御大の口癖でもある。 ちなみに声の榊原氏は「人を見下している」とあまりこの言葉が好きではない様子。 「もしも私の元へ戻る意思があるのなら…」クワトロへ言っ(てしまっ)たセリフ。彼が死んだ(と思われた)後もハマーンはそれほど落ち込んでいるわけではなく、地球圏に出てきた本分はあくまで己の野望遂行にあったのだろうが、このセリフを聞く限りでは、シャアへの未練(というより理解者の渇望)も少なからずその動機に含まれていたことは察するに余りある。 「シャア…私と来てくれれば、ん。」ん、は唇をかみしめるところ。こういう細かい演技ができる榊原さん以外に、ハマーンの声優は務まらない。 「人はいつも一人だよ。人類そのものもそうだ。」ジュドーとの決戦にて。シャアに捨てられ、カミーユを受け入れることができず、ジュドーに拒絶された心中。 「アステロイドベルトまで行った人間が戻ってくるっていうのはな…人間がまだ重力に惹かれて飛べないって証拠だろ?」ジュドーとの決戦にて。己のアンビヴァレンスな感情を吐露する場面。 「帰ってきてよかった…。強い子に出会えて…。」ハマーン最後の言葉。 【その他ゲーム】 やはりシャアに対する未練や心情がうかがえる印象的なセリフが多い。 一方でジュドーとの絡みはやや少なめ。 「ほざけシロッコ。貴様とて次元は同じ。傍観者を決め込んではいるが、女の尻ばかり追い回し…」『SDガンダム G GENERATION』シリーズでZガンダム編の最終話「宇宙を駆ける」ステージでハマーンとシロッコが戦闘すると発生する会話。クワトロとハマーンの会話を痴話喧嘩と嘲笑うシロッコにハマーンが放つ痛烈な皮肉。まさにその通りで言い訳のしようもないためか激怒するシロッコが見れる。なお、二人とも敵軍でプレイヤーが操作できないため見るためには工夫が必要。 「嬉しいものだ。シャアと共に戦えるとはな」「大丈夫だ。無理はしない、約束するよ、シャア!」『機動戦士ガンダム ギレンの野望』でシャアとハマーンを隣接させるとこのようなセリフが発生する。凄い嬉しそうな声を榊原氏の音声付で聞ける。なお、友好キャラというマスクデータが存在し、各キャラに最大二人いるのだがハマーンはZ、ZZ版共にシャアのみである。 「お前がいるからシャアは…!シャアを惑わすのはやめてくれないか?」「やめる気はないということか…このまま話していても無駄のようだな」同じく『機動戦士ガンダム ギレンの野望』でこちらはララァとの味方としての会話。当然ララァはハマーンの前のセリフに拒否をしている。ニュータイプの修羅場が見れるぞ! 「今、私はあなたと同じ時を刻みはじめた。シャア、あなたとともに未来を歩みましょう…」『スーパーロボット大戦F 完結編』でついにクワトロに口説かれた時に急にこのしおらしいセリフが出る。しかもわざわざ専用の顔グラフィックまで使っている。後に『第3次Z 天獄篇』でも似たようなやりとりがあった。 「お前はいつも仮面をかぶり、常に自分の心を他人に隠していた…。私にも、他の女にも…」『第2次スーパーロボット大戦α』でシャアとの戦闘時に。寂しさを感じていた紛れもない本心であろう 「ナナイ…お前は愚かな女だ…。だが、お前は…シャアの理想に殉じられたお前は私より幸せだったかもしれんな…」同じく『第2次スーパーロボット大戦α』にてハマーンとシャアが敵対することになった際、ナナイの戦死を見て。シャアに愛情を寄せる者同士として死ぬ事になっても彼と共にいられたことを羨ましがっていたとも取れる。ついでに声優も同じ。 「もし私に求めるものがあるならば、それはお前の口から言って欲しい」こちらは『スーパーロボット大戦D』にて。シャア(というかプレイヤーの部隊)が協力を求めていることを察しており、それをシャアが直接言ってくれるなら手を貸すというようなニュアンス。 【その他名台詞】 「寒い…ここにあと何年…」『0083』より、長期間の潜伏を強いられて胸中をつぶやく。 「ん? 何だこれは? これは私…ハマーン・カーンだというのか!? しかもOLで、アラサーだと!? シャアにジュドー、ミネバ様もいるではないか! えぇい、よくもズケズケとこのような姿を晒す! この私が合コン!? ゴキブリ退治ぃ!? 二日酔いなどするものか!! 恥を知れ、この俗物ぅ!! いいか、よく聞け!『アラサーOLハマーン様』絶賛発売中だ!」Z、ZZを題材にした日常コメディ『アラサーOLハマーン様』第2巻発売を記念したPV。なんとハマーン役の榊原良子氏がナレーションを担当した。 他にもライバル会社の優秀だがキレやすい若手社員カミーユ役の飛田展男氏版や、ハマーン様お気に入りのコンビニアルバイト店員ジュドー役の矢尾一樹氏版のPVも公開されている。 本作でのハマーンはお酒好きなだけでなくコンビニでお菓子を大量に購入していたり、お気に入りのキュベレイモチーフのぬいぐるみ「もちキュベ」を抱いて寝ていたり、小悪魔な従兄弟のミネバに翻弄されたりと、原作からは考えられない姿が見られる。まあ自身のあられもない姿が描かれていたらナレーションの通りさすがのハマーンも困惑するだろう。 【VS.シリーズの活躍】 機動戦士Zガンダム エゥーゴVSティターンズ 最高コストの375で参戦したこのシリーズ中唯一のファンネル機。 連ザシリーズやガンガンシリーズと比べてファンネルの火力がかなり高く、特に複数停滞させてからのメイン連動発射は格闘機も真っ青の絶大なダメージを叩き出す(しかも時間経過以外では戻らないタイプだった為、後を考えなければ連射出来る)。 しかし耐久がたったの480しか無い上に防御力も低く、同じコスト帯のZガンダムやジ・Oと比べると機動力も足りなく、更に格闘も微妙と正直な所ファンネルの性能に基本性能の殆どを奪われていると言っても過言ではなく、またZガンダムやジ・O、そしてコスト310 275コンビの存在もあって色々な意味でニュータイプ専用機という状態だった。 ガンダムVSガンダムNEXT 「機動戦士Zガンダム」枠からの参戦。 出るなら「機動戦士ガンダムZZ」枠と多くのユーザーが予想していた中、まさかの「機動戦士Zガンダム」枠での出場であった。まぁ実際はZでの方が良く動いているので機体だけ見ればこちらでよいと思うが。 また、女性が搭乗する中でも、非ガンダム系機体でも初の3000GPである。 …と、思われたがPSP版のNEXT PLUSモードにてターンXにガンダムタイプの属性が付いていないことが分かったので非ガンダム系初の3000コストでは無くなった。 高い機動性とファンネルを駆使して戦う射撃型の機体で、「プレッシャー発動」という特殊な武装も装備している。 格闘性能は悪くはないが、やや物足りない。 ちなみに原作設定上は、キュベレイMk-IIと同じフォルム、スペックのはずだが、本ゲームでは何故かこちらの方がサイズが大きく、高性能かつ高コスト。 ガンダムVSガンダムNEXT NEXT-PLUSモードではハマーンが原作通りタイガーバウムでアッガイに乗って登場したりもする。 また、一ステージ限定だがZZ仕様のカットインと台詞で登場するステージもある。 EXVS. 「機動戦士ガンダムZZ」枠からの参戦。 前作と同じ高機動だが、ダウンさせる武装は保有していない。しかし、ファンネル一斉発射のCSが追加され、火力はやや強化された。 サブのファンネルは設置した後に手動入力でビームを発射させる仕様となっている。 このため癖が強く、ハマーンばりのニュータイプ専用機とも言われるほど。 また、耐久力150以下で着地するとハンマ・ハンマ(マシュマー・セロ機)とR・ジャジャ(キャラ・スーン機)が助太刀する。 EXVS.FB ファンネルが他機体と同様の自動発射となり、操作系統が簡略化した。また、アシスト二機が特射の任意呼び出しになった。 前作同様2500の中では今ひとつパッとしない性能であったが、8/28のアップデートで強みのファンネルを中心に全面強化され、一気に環境の中心に躍り出た。 「ハンマ・ハンマで着地を保護」しながら「取り付きの異常に良いファンネル」を、「足を止めず」に「高回転率」で撒きまくる戦闘スタイルにより、中距離以遠では大半の機体を封殺する凶悪な強さを見せつけた。 その性質上、機動力の低い機体や地走に特に強く、フルアーマーΖΖガンダム?などは良いカモであった。 が、11/26の修正により大幅弱体化を喰らい、強化前と同等かそれ以下の性能になってしまった。 この顛末はバンナムの機体調整の悪例として度々やり玉に挙げられ、PDF2013でこの件についてゲストが馬場Pに突っ込む一幕もあった。 EXVS.MB サブのファンネルの手動発射が復活(自動発射もする)。新たに単発ダウン系のCSが追加。 エクバとフルブの折半+αの性能に落ち着いた。 EXVS.MBON 格闘が一新された。どれも優秀なものであるため、格闘機顔負けの性能も加わった。アップデートで若干弱体化したが、FBと違い十分戦える、というより相手からするとあまり変わった感が薄いまである。 ちなみに、使用機体に制限がかかるイベント戦「EXA杯」に参戦したが、開催当時同漫画でのキュベレイ及びハマーン様の出番はトリムに呼び出され戦闘し(恐らくコピーだと思われるが)、出てきた次のコマで撃墜されるという雑な扱い(EXAにはよくあることだが)にもかかわらず参戦していたのに、FORCEコラボ漫画でしっかりと出番のあったガンダム・バルバトスやデスティニーガンダム(ハイネ機)がいなかったため、「基準がガバガバすぎる」と話題になったとか。 その後の連載では敵側についたシャアにより召喚され、共にレオス一味と戦闘をしている。シャアはシナンジュに乗り換えているのにハマーン様はキュベレイのままだが。 【勝利・敗北ポーズ】 NEXT 勝利ポーズ 1つは右腰に手を当て、左手で払うようなポーズをとる。 1度でも撃破されると、原作でも見せたオーラ(プレッシャー)を出している。ハマーンの本気か? 敗北ポーズ 両肩のバインダーを腕を隠すように降ろす。 原作で戦艦アーガマに入れる際はこの形態だった。 EXVS.シリーズ 勝利ポーズ 通常時…サーベルを構える。 アシスト呼び出し時(FB以降) ハンマ・ハンマに薔薇を与える。R・ジャジャはいない。 覚醒時…オーラ(プレッシャー)を展開する。その範囲は軽く僚機をも覆い尽くす。 敗北ポーズ オーラを放ったまま漂いそのまま爆散する。 【その他の活躍】 スーパーロボット大戦 機動戦士ガンダムZZのラスボス機ということもあってか、ハマーンの能力と相まってクィン・マンサを遥かに凌ぐZZ版ネオ・ジオン最強の機体として登場。 また、一部の作品では条件付きあるいは無条件でハマーンと共に自軍に加入する。 『F』では事実上のラスボスとして登場。 攻撃を命中させるのも回避するのも困難なうえ当てても異常なまでに固く、スーパーロボットすら一撃で撃墜する程の攻撃力を兼ね備えた超強敵。 ちなみに『α』では生体兵器でもないのに何故かHP回復能力を持っており、攻略本にも「異星人の技術を使っているのか?」と突っ込まれた。 また、ネオ・ジオン総帥のシャアと共演する場合、作品によってハマーンとシャアの立ち位置が色々と変わり、『第2次α』の終盤でハマーンと協定した場合はハマーンが自軍に加入し、シャアと対峙する一方でハマーンと決別した場合はシャアの傘下に入り、共に敵として登場する。 続編となる『第3次α』ではシャアの傘下に入り、共に戦死した事が正史となっている。 『D』ではシャアは最初から味方として登場。 ハマーンはエンジェル・ハイロゥに捕らえられており、条件を満たせば自軍に加入する。 『第3次Z』の前編『時獄篇』ではシャアと共にネオ・ジオンのトップとして登場するが、終盤でシャアが自分に何の相談もなくネオ・ジオンから離脱したことに激怒し、シャアと敵対する。 後編『天獄篇』の中盤でシャアと和解し、自軍に加入する。 『T』ではグレミー派が倒された後にシャアのネオ・ジオンが台頭し、ハマーン派のネオ・ジオンと敵対する事に。 ルートによって展開は異なるが、最終的には両者共に主人公部隊に倒された後に自軍に加入する。 ヒーロー戦記 いじめっ子からミネバを助けたアムロ達を誘拐犯と勘違いして襲い掛かってくる。 誤解が解けた後はアムロ達に協力するようになり、道案内役として一時的に加入する。 【余談】 『SDガンダム三国伝』では貂蝉キュベレイの、『SDガンダムワールド ヒーローズ』ではクレオパトラキュベレイの演者として登場している。 方や三国志屈指の美女、方や世界三大美女のモチーフとして選ばれている辺り、ハマーンの影響もあるだろうが、女性のイメージが強い機体となっている。 『クワトロ』に引導を渡したのはハマーン(*3)だが、その際に「私と来てくれれば……」と本音を漏らしている。これはシャアとはかつての恋人同士であったため。 二人ともNTによる人類の変革を望んでいたが、ハマーンの提示した方法である「ザビ家の復興」はシャアにはとても許容できる物ではなくこれをきっかけに二人の道は外れる事に。 またカミーユとジュドーにも否定されていた。 自分を捨てた(と思っている)かつての恋人であるシャアを許せないと感じる一方で自分の事を理解して受け入れて欲しいとも感じていた。 その為クワトロに何度もアクシズに戻ってくる様に言っていたが、シャアはハマーンに対し未練も何も無いのでVSシリーズでも「いい加減消えて貰おう」等ぞんざいな扱いをされている。 当のハマーン本人はNEXTも含め、ゲームなどでシャア(特に逆シャア設定のシャア)と絡むたびにやたらと嬉しそうになる。 その舞い上がりぶりや、時々ハマーン様ともあろうお方が、利用するだけ利用して用済みになったら片付ける気満々なシャアの本意を見抜けないことがあるほど。 酷い時にはそんなシャアの本意を見抜いた上で離れられずにいる。 尚、彼女の幸せな姿は『ギレンの野望 ジオンの系譜』、『スーパーロボット大戦F完結編』、『SDガンダムGジェネレーションDS』、『第3次スーパーロボット大戦Z 天獄篇』、『スーパーロボット大戦T』で見る事が可能(*4)。 ツンデレの先駆け……かどうかはいまいち不明だが、確実に史上最強のツンデレである。 最大の問題は『ツン』部分で冗談抜きに殺されかねないところだが。 ちなみに、『ZZ』ではハマーンが水着姿になったり違う髪形になったりと人間的な部分が見られる。 ハマーン好きもそうでない人も一見の価値あり。 ちなみに、PS時代のGジェネをCDラジカセにいれると聞けるボイスドラマ、逆シャアがパチンコになった際のPVではナナイから急にハマーンに変わるといった登場をした。 ハマーン役の榊原氏が神谷浩史氏と小野大輔氏がパーソナリティーを務めるラジオのイベントにて登場し、神谷氏から告白されるもお断りするという展開を見せたことも。
https://w.atwiki.jp/gvsgnext2/pages/196.html
ご自由に
https://w.atwiki.jp/gundamfamily/pages/8809.html
292オールアムロVSシャア軍団VSガンダム兄弟2019/09/09(月) 01 18 00.29ID /sTqYSna0 日登町北区 ヨナ「それで、ベルリは北区に飛んでいったんだな?」 バナージ『そうです! 一年戦争のシャアが乗ってるザクと一緒に』 通信機からは心配そうなバナージの声が聞こえる。 西区でのMAとの戦闘の後、バナージたちは、 突然現れたMS──シャア・アズナブルの駆るザクII──に襲撃された。 いち早く気づいたベルリは人々を守るため、シャアに特攻を仕掛けたのだ。 ヨナ「こっちはもう北区に着いたところだ。今、キオが先行してベルリを探してくれている」 キラ「そっちはもうカミーユたちと合流できたの?」 バナージ『いや、まだだ。だけどハリソンさんたちがずっと子供たちの護衛に付いてるから安心だよ』 キラ「うん、それはそれで別の意味で不安だけどね」 ヨナ「ともかく、ベルリのことは心配するな。今は無事みんなを避難させることだけに集中してくれ」 キラ「大丈夫だよ。ベルリは影は薄いけど、腕だけは確かだから」 その時、先行偵察していたキオから連絡が入る。 キオ『見つけたよヨナ兄ちゃん! 赤いザクだ。近くにはガンダムタイプもいる!』 ヨナ「わかった。じゃあバナージ、また後で連絡する」 バナージ『お願いします、ヨナ兄さん』 ヨナ「よし、行くぞキラ」 日登町北区:河岸 キオ「ね、いたでしょシャアザクとガンダム」 ヨナ「あ、ああ。確かにいたけど……」 キラ「うん、確かに間違いではないね間違いでは」 立ち尽くす3人の目の前、川の向こう岸には シャア専用ザクIIとガンダムタイプのMSの姿があった。 どうやら相討ちになったらしく、二機とも酷くボロボロだ。 そして肝心のパイロットはというと 実写シャア「ふっ、まさか相討ちとは。やるなマーク・カラン」 マーク「お前こそ。あそこまで追い詰められたのは初めてだぜ」 二人は河原に寝ころびながら、お互いの健闘を称えあっていた。 その姿はさながら昔の少年マンガのワンシーンのようだ。 マーク「ところで、なんで全裸なんだアンタ?」 実写シャア「わからない。気が付いたらこうだった。だがそのせいか、今は妙に晴れやかな気分だよ」 マーク「晴れやかな気分は俺も一緒さ。どうだい? これから二人で呑みに行くっていうのは」 実写シャア「いいだろう。なら私にご馳走させてくれ。旨いピザとビールを出す店があるんだ」 マーク「HAHAHA、そいつはゴキゲンだな!」 キオ「なんか友情を深めあってるね」 ヨナ「よし! ここは見なかったことにして次行くぞ次!」 キラ「こうしてる間にやられてないといいけどベルリ」 293オールアムロVSシャア軍団VSガンダム兄弟2019/09/09(月) 01 19 50.55ID /sTqYSna0 日登町北区:工業地帯 ヨナたちが実写シャアと遭遇していたころ、 ベルリとシャア(一年戦争)の戦闘は本格化していた。 シャア(一年戦争)「見せてもらおうか、ガンダム兄弟とやらの力を」 ベルリ「言われなくたって見せてやる!」 赤と青、二機のMSはさながら流星のように 地上、そして空中で激しく交差する。 シャア「ほう、やるな。私と互角とは」 ベルリ「ウソでしょ! あんな昔の機体でG-セルフと互角なんて!?」 感心したように呟くシャアと対照的に、 ベルリの額には冷や汗が浮かぶ。 シャア「だが機体に助けられ、パイロットの腕はまだまだと見た。ならば」 シャアはコクピットの中でにやりと笑った。 シャア「MSの性能の違いが戦力の決定的差ではないということを……教えてやる!」 ベルリ「突撃してきた!? 正面からやろうっていうの?」 ベルリは不安や焦りを振り払うかのように自らを奮い立たせた。 ベルリ「ええい、赤い彗星がどうした。飛び級の天才なんだ、僕だってえ!」 再び激突する二機! だが通常の3倍のスピードで縦横無尽に攻撃を仕掛けるシャアに、 ベルリは対応するのがやっとだ。 なんとか足を止めさせようとビームライフルを乱射するが シャア「いかにビームライフルといえど、当たらなければどうということはない!」 射撃を軽々と躱したザクは、逆に腰をひねり、 Gーセルフに向けてバズーカを発射する。 ベルリは咄嗟にライフルで弾頭を撃ち落とした。 シャア「そうだ。手練れのパイロットならば当然そう対応する」 だが撃ち落とした射線の先にザクの姿はもうない。 ベルリ「がは……あっ!」 突如やってくる衝撃。 まったく警戒していなかった横から撃たれたのだ。 なぜ? いつのまに? ベルリは機体を揺さぶる衝撃とアラートの中で必死に考える。 294オールアムロVSシャア軍団VSガンダム兄弟2019/09/09(月) 01 20 27.28ID /sTqYSna0 ベルリ「そうか、バズーカはエサだったんだ」 発射直後、ザクはすぐさま移動していた。 そして敵がバズーカの弾頭に向け、照準を合わせているわずかなスキを突き、 本命の対艦ライフルを発射したのだ! ビームライフルに比べ、速度の遅いバズーカだからこそできることだ。 しかし、だからといって他に誰がこんな芸当をできるというのだ? シャア「わかったところでもう遅い!」 ザクはバーニアを吹かし、一気に距離を詰めた。 そしてヒート・ホークを振りかざし、G-セルフの首を狙う。 シャア「取ったぞガンダム!」 ベルリ「スコードォォォ!!」 ベルリは胸の前で両手を交差させ、チャントを唱えた。 するとG-セルフが眩く発光し、全身からエネルギーが放出されザクを吹き飛ばす。 シャア「自爆? いや、苦し紛れの目くらましか」 実際、今のエネルギーはザクの装甲に何らダメージを与えていない。 ただGーセルフが間合いを取るわずかな時間を生み出しただけだ。 ベルリ「これが……『赤い彗星』。シャア・アズナブルの全盛期だっていうの!」 そんなGーセルフの姿を見て、シャアは小ばかにしたように鼻を鳴らした。 シャア「やれやれ困ったな。わたしには君と遊んでいる時間はないというのに。まだ引き延ばすか」 ベルリ「あなたは! あなた方はなにやってんですか! そんな『ヅダエール』なんて薬に正気を失わされて! 人の迷惑も顧みずアムロ兄さんとケンカして!」 シャア「『ヅダエール』? アムロと喧嘩?」 シャアは首を傾げた。 シャア「どうやら君はひどい思い違いをしているようだ。残念だがそんな薬品、私のスーツには含まれていないよ」 ベルリ「なんじゃとて!?」 ベルリはすっとんきょうな声をあげた。 だが実際その通り、ザクのコクピットに座るシャアの赤いジオン軍服。 その生地は実写シャアらと異なり、一切『ヅダエール』による腐食を受けていない。 シャア「確かにフル・フロンタルは私のスーツにもその薬品を仕込もうとしたがね。直前で気づいて、丁重にお断りさせていただいたよ」 ベルリ「あなた、気づいてたんですかフル・フロンタルが黒幕だって」 シャアは当然だ、とばかりに頷いた。 シャア「それともう一つ、間違えていることがある。私は他の『私』と違い、アムロ・レイとの決着など望んでいないよ」 ベルリ「目的が違う……? じゃあ、あなたは何のために戦ってるっていうんですか」 ベルリは口に出してからハッと気づいた。 そんなこと、もうわかっているじゃないか。あの海岸での出来事を思い返せば。 この目の前にいる『赤い彗星』シャア・アズナブル。彼の目的は……。 シャア「私の目的は一つ。ザビ家の復讐だ」 295オールアムロVSシャア軍団VSガンダム兄弟2019/09/09(月) 02 43 40.08ID /sTqYSna0 ベルリ「ザビ家への……復讐」 ベルリは思い出していた。日登町西区でのシャアの襲撃。 あの時彼はその場にいたベルリやバナージたちには目もくれず、 ただひたすら沖合に不時着していたドロスに向かっていったのだ。 ベルリ「あの時、ドロスのブリッジには、ザビ家の人たちが全員揃っていた……!」 シャア「そう。まさに千載一遇だったのだぞ? それをまさか君に邪魔されるとは」 それはつまり、シャアはデギンやギレンのみならず、 ゼナやミネバといった女子供までターゲットにしていたということだ。 シャアのその恨みの深さに、ベルリは思わず声をあげる。 ベルリ「どうして……どうしてそんなことをするんだ!」 シャア「私の父、ジオン・ズム・ダイクンはザビ家によって謀殺された」 ベルリ「!?」 シャア「父が死に、母も十年近い軟禁生活の末、衰弱して死んだ。私と妹は本当の名前を捨て、隠れるようにして生きていかなければならなくなった」 どこか他人事のように、シャアは淡々と語る。 シャア「そして当のザビ家はというと、そんな過去も忘れ、この町でのうのうと家族ごっこをやっている。それを笑って見過ごせるほど、私は聖人ではない」 ベルリ「だ、だからって。ミネバちゃんまで巻き込むことはないでしょ! あんな小さな子供に何の罪があるっていうんだ」 シャア「人には逃れきれない血の宿命というものがある。ミネバも今は何も知らない無邪気な子供のままでいられるかもしれない。 だが近い将来、彼女の身体に流れる血を利用しようとして、大人たちは必ず争いを始める。 それに翻弄され傷つくくらいなら、今の内に家族と生涯を終えた方が幸せではないか?」 ベルリ「そ、そんな無茶苦茶な理屈はないでしょ!!」 ベルリが反論すると、シャアはあっさりとそれを認める。 シャア「すまない。確かに今のは我ながら苦しかった。だがそれともかく、親を殺された子が仇の一族郎党に復讐する。これはそれほどおかしな話かな?」 ベルリ「それは……!」 シャア「自分の身に置き換えて考えてみて欲しい。もしも君の両親や家族、故郷が理不尽に奪われたとき、君は復讐せずにいられるのかね?」 そう問われたとき、ベルリの脳裏に浮かんだのは一人の女性の姿だった。 アイーダ・スルガン。ベルリにとって初恋の女性。 だが本当の名前はスルガンではなく、レイハントンという。 ベルリ「(アイーダさんは……昔、月で起こったクーデターで本当の家族や名前を奪われたんだ)」 実行したのは当時、政治的に対立していた一派だという。 今、普段接するアイーダに、その過去をことさら恨みに思う様子は見えない。 だが心の奥底で彼女が何を考えているか、それは所詮彼氏でも弟でもないベルリにはわからない。 ベルリ「(でも、もし僕がアイーダさんの本当の弟で、同じように家族を奪われていたら……)」 その時、果たして自分は、目の前にいるシャアと同じような行動を選択しないと言えるだろうか? 296オールアムロVSシャア軍団VSガンダム兄弟2019/09/09(月) 02 45 12.23ID /sTqYSna0 ベルリ「どうして僕にそんな話をしたんだ!」 シャア「さあ、なぜかな? 心なしか、君は私に似ている気がしてね。まあただの戯言だ。気にしないでくれ」 ベルリ「(気にしないはずないでしょ!!)」 シャア「それでどうだろうか? そろそろ私を見逃してくれる気になったかな?」 ベルリ「…………」 シャア「その気はない、か。やれやれ」 シャアは仮面の下で、一つため息をついた。 シャア「ならば仕方ない。……堕とさせてもらう」 再び、シャア専用ザクが急加速をかける。 ベルリ「来る……! シャアが来る!!」 ベルリは勿論避けようとした。だが、意に反して身体は言うことを聞いてくれない。 棒立ちのまま、G-セルフはザクのキックの直撃を受ける! ベルリ「くっそおおおおおおお……!」 そのままG-セルフは近くにあった工場の壁に叩きつけられた。 衝撃と共に、モニターには緊急事態を告げる真っ赤なアラートが表示される。 ベルリ「今ので左足のフォトンバッテリーをやられた!? 機体がパワーダウンする!」 元々G-セルフは兄弟の所有するMSの中でも燃費はいい方だ。 だが今日、ELS、MA、そしてシャアと強敵との連戦を無補給で戦ったツケが回ってきていた。 トドメに脚部にあるメインバッテリーが使い物にならなくなったとなれば、 今のG-セルフの性能は通常の半分、いや4分の一以下だろう。 シャア「ここまでだな。見逃してもいいが……ちゃんと仕留めるのが礼儀だろう」 シャア専用ザクがバズーカを構える。やられた。ベルリはそう思った。 だが、しかし 「ベルリ・ゼナム!」 ふと、外で誰かが自分を呼ぶ声。 振り返ってみると、そこには意外な人物が立っていた。 ゼハート「…………」 ベルリ「ゼハート……さん?」 窮地の戦場に現れた男。それはベルリの兄アセムのライバル、 ゼハート・ガレットであった。 297オールアムロVSシャア軍団VSガンダム兄弟2019/09/10(火) 01 48 43.43ID ieOxlnjS0 ベルリ「ゼハートさん? なんでここに。危ないから早く逃げt」 ゼハート「そんなことは今はどうでもいい!」 ベルリ「!?」 ゼハート「なんだベルリ、その無様な戦いは!」 ゼハートは腕組みしたまま、ベルリに向かってひたすら怒号を飛ばす。 シャア「誰かな、彼は。君の知り合いかね」 突然の闖入者に、さすがのシャアも困惑している様子だ。 ベルリ「ええと、彼はゼハート・ガレットさん。僕の兄さんの友達で、僕にとっては」 ゼハート「同志だ(断言」 ベルリ「ええぇ……?」 マオ「ちなみにワイもいますけどね」 腕組みするゼハートの後ろから、帽子を被ったキツネ目の少年がひょっこり顔を出す。 ベルリ「マオくんまで!?」 マオ「どーもーベルリはん。お元気そうで何より」 ベルリ「いやどう見たってそんな悠長に挨拶してる状況じゃないでしょコレ! ていうか二人でいたってことはもしかして」 ゼハート「そうだ。今まで日課の壁を叩いていた」 ベルリ「やっぱり! てかそんなこと日課にするんじゃないよ!」 マオ「この辺の工業地帯の壁、叩くとい~い音が出るんですわ」 シャア「壁を叩く? 何かの宗教的儀式か?」 ベルリ「ただの喪男の八つ当たりです。どうか気にしないで上げてください」 マオ「で、壁を叩いてる最中、戦闘が始まった気配がしたんで様子を見に来てみたらお二人がいたと」 ゼハート「すっと見ていたが、なんだあの戦いは! 一方的にやられっぱなしではないか!」 そのあんまりな言いように、ベルリも思わず眉間に皺を作る。 ベルリ「ム! そんな言い方ないでしょ! 僕だって必死で頑張ってるんだ!」 ゼハート「チッ、どうやら口で言ってもわからないようだな」 そう吐き捨てると、ゼハートは腕の裾をまくり上げ、壁の前に立った。 目を瞑り、大きく深呼吸を行うことで、精神を集中する。 シャア「彼は何をするつもりだ?」 ベルリ「さ、さあ……?」 298オールアムロVSシャア軍団VSガンダム兄弟2019/09/10(火) 01 54 05.19ID ieOxlnjS0 ゼハート「ベルリ・ゼナムのオオォ~~勝~~利を祈ってエエェェェ……」 ゼハートの目が、カッと開いた。そして、渾身の力を込めて壁を叩きはじめる!! <ダンダンダンッ! マオ「ハイッ!」 <ダンダンダンッ! マオ「ハイッ!」 <ダンダンダンダンダンダンダンッッ!! マオ「もいっちょ!」 <ダンダンダンッ! マオ「ハイッ!」 <ダンダンダンッ! マオ「ハイッ!」 <ダンダンダンダンダンダンダンッッッ!!! シャア「なんだ、今のは……」 ベルリ「壁叩き三三七拍子……?」 ゼハート「いいか、ベルリ。貴様らの間に何があったのか、どういう理由で戦っているのか私は知らないし、知る気もない!」 壁を叩き終え、上気した顔でゼハートが語り掛ける。 ゼハート「だがその男、シャア・アズナブルは本編中、何人もの女性と浮名を流したモテ男だ!」 マオ「つまり、ワイらの敵ですわ」 ゼハート「だからベルリ。例えいかなる理由があろうと、貴様はそんな男に負けてはいけない。絶対にだ!」 ベルリ「いや単なる嫉妬でしょそれぇ!」 ゼハート「嫉妬ではない! これは持たざる者の正当なる怒りだ!」 マオ「そうや!」 ゼハート「この残酷なる世界に対し、我々は断固として意思を見せつけていかなければならない! そのためにも、勝つんだベルリ!」 マイ「喪男の意地、見せてやってくださいベルリはん!」 ゼハート「我々の応援を背に、いけええ! ベルリ・ゼナムッ!!」 ベルリ「ゼハートさん、マオくん……」 ゼハートたち喪男の声援を受け、ベルリは少しの間俯いて黙り込んでいた。 だが、やがてこらえきれなくなったようにくつくつと笑い声をあげる。 ベルリ「……くく、くくく! はは、ハハハハハハ!」 ベルリはヘルメットを外し、笑い過ぎて思わず出てしまった涙を拭いた。 それから頭頂部で髪をまとめていたゴムを取り、バサバサと頭を振る。 299オールアムロVSシャア軍団VSガンダム兄弟2019/09/10(火) 02 00 25.54ID ieOxlnjS0 ベルリ「ハハ……あ~バカバカし」 ゼハート「なんだと!? おい貴様、せっかくの我らの応援を」 ベルリ「違いますよ。バカバカしいっていったのは、グズグズと考えてこんでいた僕自身のことで……」 マオ「なんじゃとて?」 ベルリ「そうだ。シャアさんの境遇とか、僕自身が復讐を選ぶかなんてどうだっていいんだ。今、僕がやらなきゃいけないことは……!」 ベルリはスッキリした顔で頬を一つ叩いた。 それからコクピットの計器類を見渡し、現状を再確認する。 ベルリ「右足のフォトン・バッテリーはまだいける。武装はコレとコレ。残り稼働時間は……全開だと1分!? 全然足りないでしょ!」 苦笑いを浮かべつつ、ベルリはG-セルフを立ち上がらせた。 ベルリ「まあいいか。足りないなら、足りるようにするだけだ!」 シャア「あれだけやられてまだ立ち上がるか」 ベルリ「ハイ! ご心配おかけしました。でももう大丈夫、覚悟はできましたから。今度は……あなたを倒します!」 シャアは意外そうにホウ、と呟いた。 ベルリ「ゼハートさんたちも応援ありがとね。難しいかもしれないけど、あとは安全なトコまでさがって」 ゼハート「信じているぞ、ベルリ」 ベルリは答えず、代わりにG-セルフが少しだけ頷いて見せた。 再び対峙するG-セルフとシャア専用ザク。 初めに動いたのはG-セルフだった。 ベルリ「先手は、もらった!」 G-セルフは敵に向けて盾を投げつけた。 だが当然、ザクはこれを軽々と回避。 シャア「やぶれかぶれか? いや」 G-セルフは既にビーム・ライフルを構えている。 そして残りの弾数分、ありったけをザクに向けて乱射する。 シャアはこれも回避したが、外れたビームは先ほど投げた盾に当たり、 またザクに向かって反射する! シャア「こちらが本命か。だが、読めていたぞ」 ザクは踊るような軽やかな動きでこれも回避。 最初の読み合いはシャアに軍配が上がったかに見えた。 しかし。 ベルリ「パーフェクトパック、リフレクター展開!」 G-セルフは変形したスラスターで、ザクが避けたビームを受け止めた。 するとビームは吸収され、そのままG-セルフのエネルギーに転用される。 ベルリ「今ので限界稼働時間は1分30秒まで伸びた。これなら十分。僕ならいける!」 シャア「なるほど。無意味に見えた最初の攻撃も、二手三手先を読んだ布石だったか。やるな、ガンダム兄弟」 ベルリ「僕はベルリ・ゼナムです! いい加減名前で呼んでくださいよ!」 300オールアムロVSシャア軍団VSガンダム兄弟2019/09/10(火) 02 08 16.35ID ieOxlnjS0 G-セルフは空になったライフルを投げ捨てた。 そしてバックパックから遠隔操作端末であるトラックフィンを射出。 トラックフィンはザクに向かって飛び、トラクタービームで金縛りにしようとする。 対してザクはSマインを発射。小型鉄球の雨がトラックフィンを破壊した。 シャア「名前を呼ばれたいか、ならば私を負かしてみろ!」 ベルリ「言われなくても!」 爆風から逃れつつ、バズーカを構えるシャア専用ザク。 だがG-セルフは既に先んじて動いていた。 ザクを超える高速移動で懐に潜り込むと、抉るようなアッパーをその胴体に打ち込む! シャア「ぐ……うっ!」 その衝撃は凄まじく、ザクは空中に吹っ飛ばされた。 しかしG-セルフの攻撃はまだ終わらない。 ベルリ「このパーフェクトパックなら、高トルクの芸当だって!」 G-セルフが薄緑色に変色すると、全身がIフィールドのエネルギーに包まれる。 高トルクモードのG-セルフは空中を吹っ飛ぶザクに追いつくと、さらにもう一撃殴りつけた! 無防備な状態での二撃目は、ザクに大ダメージを与える。 シャア「どういうことだ。このパイロット、先ほどより格段に動きが良くなっている。ニュータイプへの覚醒か? いや!」 シャアは敵から距離を取りながら、 バチバチと火花を上げるコクピットの中で一人考える。 シャア「無意識に手加減していたというのか、この私相手に!!」 導き出された結論に、シャアは思わず咆哮した。 実際、その分析は概ね当たっていた。 パーフェクトパックを装備したG-セルフの戦闘能力は、もはやMSの域を超える。 ベルリの腕をもってしても……いや、天才と呼ばれるベルリだからこそ、その力は手に余る。 ゆえにこれまで、無意識的にベルリはG-セルフの能力を制限していたのだ。 だが今、徹底的に追い詰められた状況で、そのリミッターは完全に外れていた。 覚悟を決めたベルリは、パーフェクトパックの全ての力を使ってシャアを追い詰める! ベルリ「アサルト!」 スラスターを砲撃モードにした長距離射撃が、ザクを狙い撃ってきた。 シャアは間一髪、これを回避。 しかし続けてきたIフィールドの干渉波はよけきれず、機体は一時的に機能不全に陥ってしまう。 シャア「ええい、ガンダム兄弟のMSは化け物か!」 ベルリ「限界稼働時間まであと20秒! 一気にケリをつける!」 中距離まで接近してきたG-セルフは急停止し、全身のフォトン装甲から全方位にビームをばら撒いた。 破壊された工場から粉塵が巻き上げられ、周囲の視界は殆どゼロに近くなる。 シャア「視界を奪われただと!?」 ベルリ「トリッキーモード作動!」 どこからか聞こえるベルリの声。すると粉塵の霧の中に、いくつものG-セルフらしき影が映し出される。 投影された影はザクを囲むように、グルグルと回転を始めた。 301オールアムロVSシャア軍団VSガンダム兄弟2019/09/10(火) 02 16 34.35ID ieOxlnjS0 シャア「落ち着け、これはただの目くらまし。実体は一つだ」 シャアは目を瞑り、意識を集中させた。 シャア「必ず敵は見える。私も、ニュータイプの筈だ!」 G-セルフの限界稼働時間まで、あと15秒を切った。 その時、粉塵の霧の中から何かが飛び出してくる。 シャア「来たか」 シャアは慌てず、冷静に対艦ライフルを構えた。 だが、そんな彼にニュータイプの直感が告げた。これは“違う”と。 シャア「そうだ、これは囮か!」 その読み通り、霧の中から飛び出してきたのは分離したG-セルフのバックパックだった。 シャアは対艦ライフルを地面に落とすと、代わりに腰にマウントしたヒート・ホークに手を伸ばす。 シャア「見えた!」 振り向きざま、ザクのカメラが捉えたのは、 両手にビームサーベルを持ち、背後から襲い掛かってくるG-セルフの姿だった。 シャアはにい、と笑うと、ガンダムに向かってザクを一歩踏み込ませた。 そして手にしたヒート・ホークで、G-セルフの胸を逆袈裟に切り上げる! 勝った。シャアはそう思った。だがすぐに違和感に気づく。 シャア「手ごたえが……無いだと!?」 切り裂いたはずのG-セルフの胸はからっぽだった。 仮面の奥で、シャアの目が大きく見開かれた次の瞬間! ベルリ「行けええ! コア・ファイター!」 ベルリの叫びと共に飛び出してきたのは、一機の小型戦闘機だった。 小型戦闘機はザクの股の間をすり抜け、 G-セルフの背後に回り、本体と合体する! シャア「空蝉の術を使ったのか、ベルリ君は!!?」 ベルリ「これがヤーパン忍法だあああ!!」 コア・ファイターと合体したことで、ガンダムの目に再び光が灯る。 再起動したG-セルフはビームサーベルを構えなおすと、 シャア専用ザクの四肢を、一瞬のうちにバラバラに切り裂いた。 シャア「私の……負けか」 崩れ落ちるシャア専用ザク。同時にG-セルフも限界稼働時間を迎え、機能を停止した。 304オールアムロVSシャア軍団VSガンダム兄弟2019/09/17(火) 01 30 37.45ID ANfvXbuS0 日登町北区 ヨナ「ベルリ! 無事か!?」 ベルリ「ヨナ兄さん。それにキラとキオも。迎えに来てくれたのね」 キラ「なんだ、もう戦闘終わってるじゃん」 キオ「この騒動が起こってから、僕ら一回も戦闘に間に合ったことないよね」 ベルリはこうして無事ヨナたちと合流した。 今は機能停止したG-セルフの簡易的なチェックを受けている。 キラ「うん。左足のフォトンバッテリーだけどね、衝撃で接続部の弁が詰まっただけみたい。これならすぐ直せるよ」 ベルリ「本当に? よかった。てっきり僕はここでリタイアかと思った」 キラ「逆に無茶しすぎたせいで、右足のバッテリーはオシャカだけどね。まあ通常戦闘ならギリギリ大丈夫かな」 ベルリ「それでもいいよ。ところで、シャアさんは?」 キラ「仮面をつけた方の? あの人ならヨナ兄さんが尋問してるよ」 ベルリ「そっか。……僕、ちょっと様子見てくるね」 ベルリが歩き出そうとしたところへ、ゼハートたちがやってくる。 マオ「いや~見事な大勝利でしたなベルリはん」 ゼハート「喪男の矜持、見せつけたな。やはり私の応援があってこそ……」 ベルリ「ごめんなさい! 話ならまた後で聞きますから!」 ゼハート「おい、おいどこへ行くベルリ!」 ヨナ「なあ。ベルリの話だと、君は『ヅダエール』の影響を受けていないんだろ? 何か知っていることがあれば話してくれないか?」 シャア(一年戦争)「…………」 ヨナ「だんまり、か。ハア」 そこへ、息を切らせてベルリが走ってきた。 ヨナ「どうしたベルリ? そんなに急いで。俺に何か用か?」 ベルリ「いや、用があるのはヨナ兄さんじゃなくシャアさんの方」 シャア(一年戦争)「私に?」 ベルリ「はい。どうしても言っておきたい事があって」 シャア(一年戦争)「フッ。復讐はよせだとか、そういうお説教なら勘弁してもらいたいのだがな」 ベルリ「まさか。説教なんてしないですよアムロ兄さんやカミーユじゃあるまいし」 ベルリは手を振って否定した。 ベルリ「復讐だって、したいなら別に止めません。ただ今みたいにみんなが困ってるときじゃなくて、チャンと時間と場所を選んでやってくださいよ」 ヨナ「おいおい」 ベルリ「まあ、ミネバちゃんを狙うのは考え直した方がいいと思いますけど」 シャア(一年戦争)「なぜだね?」 ベルリ「ウチにはバナージっていう筋金入りのロリコンがいますからね。ミネバちゃんを狙ってるって知ったら、きっと全力で邪魔しにきますよ」 シャア(一年戦争)「ほう。覚えておこう」 シャアは仮面の下で小さく笑った。 305オールアムロVSシャア軍団VSガンダム兄弟2019/09/17(火) 01 34 53.63ID ANfvXbuS0 シャア(一年戦争)「それで、言っておきたいことというのは今の話かね?」 ベルリ「いえ、違います。僕が言いたいことは……」 ベルリはそこで言葉を区切り、少し俯いた。 そしてもう一度、自分の中で「答え」に間違いがないか確認を取る。 やがてベルリは顔を上げた。 ベルリ「僕は、多分復讐はしないと思います」 シャア(一年戦争)「…………」 ヨナ「復讐? 復讐ってなんのことだベルリ?」 ヨナが不思議そうに問いかけるが、ベルリは返事を返さない。 ただ真っ直ぐにシャアを見る。 ベルリ「戦闘中、ううん、戦闘が終わってからもずっと考えてました。で、僕なりに出した結論としては、やっぱり復讐はしない方がいいなって」 シャア(一年戦争)「……君は、私にそれだけを言いに来たのかね?」 ベルリ「ハイ、そうです!」 ベルリは元気よく答えた。 ベルリ「復讐とかそういう誰かを恨みに思う気持ちって戦いの根っこだと思いますから。僕はそういう根っこを取り除きたいんです。だから、復讐はしません!」 シャア(一年戦争)「…………」 シャアはしばらく黙ってベルリを見ていた。 だが、やがて シャア(一年戦争)「……くく、はは、ははは!」 突然愉快そうに声をあげて笑い出したシャア(一年戦争)。 ヨナ、そしてベルリも思わぬ反応に呆気にとられる。 『……ね? 面白い人たちでしょう? ガンダム兄弟って』 シャア(一年戦争)「ああ、まったくだ。だから君は今もここにいるのだな、ララァ』 『ええ。そして、未来の大佐自身も』 シャア(一年戦争)は見えない誰かと、一言、二言、言葉を交わした。 それから兜と仮面を外し、素顔でベルリたちと向き合う。 シャア(一年戦争)「フル・フロンタルは強敵だぞ。君に彼を止められるのかベルリ君?」 ベルリ「大丈夫です! だって、戦うのは僕一人じゃありませんから」 ヨナ「そうだ。俺たちガンダム兄弟が……いいや、町の人たち全てが今、この騒動を終わらせようと必死に動いている。だから、絶対に止められる!」 シャア(一年戦争)「そうか。なら、まずはフロンタルの協力者を止めることだな」 ベルリ「誰か知ってるんですか?」 シャア(一年戦争)「一人はな。ゾルタン・アッカネンという義眼の男だ」 ベルリ「ゾルタン……ウチを襲ったってヤツか!」 ヨナ「待ってくれ。今、『一人は』といったな。もしかして、フロンタルの協力者は複数いるのか?」 シャア(一年戦争)「そうだ。フロンタルの協力者――いや、『同志』はもう一人いるらしい」 ヨナ「『同志』……?」 シャア(一年戦争)「フロンタル自身がそう呼んでいたのだ。私の同志たち、とな」 ベルリ「誰なんですかそれ?」 シャア(一年戦争)「詳しくはわからない。ただ、ヤツの口ぶりからして、君たちガンダム兄弟のよく知る人物であることは間違いないようだが」 ヨナ「フロンタルに手を貸す、俺たちがよく知る人間……一体誰なんだ?」 首をかしげるヨナ。 その時、ナラティブガンダムの通信機に、突然連絡が入る。 306オールアムロVSシャア軍団VSガンダム兄弟2019/09/17(火) 01 36 43.29ID ANfvXbuS0 キオ『兄ちゃん! ヨナ兄ちゃん聞こえる!?』 ベルリ「キオ? そういえば見ないけど」 ヨナ「キオには辺りの偵察に出てもらっていたんだ。……キオ、俺だ。何かあったか?」 キオ『大変だよヨナ兄ちゃん! 三日月兄ちゃんが……!』 ヨナ「三日月? 三日月がどうかしたのか?」 キオ『と、とにかく代わるね!』 通信機の向こうで聞こえる慌ただしい音。 少しして、キオとは違う若い男の声が通信機から流れた。 『……ガンダム兄弟か?』 ヨナ「ああ、ヨナ・バシュタだ。君は?」 アフランシ『僕はアフランシ・シャア。先ほどまで、三日月君と一緒に町に現れたシドと戦っていた』 ヨナ「シドか。三日月が大変だと言っていたな。まさか、撃墜されたのか?」 アフランシ『いいや違う。だけどもっと酷い。落ち着いて聞いてくれ。三日月くんのバルバトスはシドに乗っ取られた。このままだと、日登町は彼によって破壊されるぞ!』 ベルリ「なんじゃとて!?」 日登町北区での戦闘結果(1) G-セルフ……機体自体は小破。しかしエネルギー不足のため、戦闘能力は大幅に低下 シャア専用ザクII……戦闘不能 シャア(一年戦争)……捕縛 日登町北区での戦闘結果(2) Gセイバー……相討ちにより大破 実写シャア専用ザクII……相討ちにより大破 マーク&実写シャア……なぜか男同士の友情が芽生える 日登町北区での戦闘結果(3) ガイア・ギアα……撃墜 ガンダム・バルバトスルプスレクス……戦闘のさなかにシドに乗っ取られ、現在日登町中央区に向けて移動中 三日月・オーガス……バルバトスがシドに乗っ取られた以降、安否不明 link_anchor plugin error 画像もしくは文字列を必ずどちらかを入力してください。このページにつけられたタグ
https://w.atwiki.jp/gundam-vs-gnsk/pages/1800.html
読み きどうせんしがんだむ ばるぷるぎす 英訳 MOBILE SUIT GUNDAM WALPURGIS 媒体 漫画 話数 全56話(10巻) メディア展開 単行本 登場勢力 クラン、エゥーゴ、ネオ・ジオン、PMCウェルキャスト 本シリーズ登場人物 マシロ・オークス 本シリーズ登場機体 オーヴェロン、メッサーラ・グラシュティン? 本シリーズ使用BGM Theme of Over.on Gクロスオーバー なし 本シリーズ関連ステージ なし 【あらすじ】 宇宙世紀0089年グリプス戦役、そしてハマーン戦争が終結し地球圏は平和を取り戻したかに思えたが…。 サイド2のオリンポスコロニーに住む高校生の少年、マシロ・オークスは父トニオから『物事に全力で取り組む事』を固く禁じられていた。 マシロはその戒めを破り、才能を見せつけるかの様なゲームプレイ動画をアングラのネットワークに公開してしまい、それが危険を呼び込むとも知らず…。 そしてエゥーゴの新鋭艦ユーロンが現れた夜、一条の光がオリンポス外壁を貫いた。 更には死亡したはずのハマーン・カーンを名乗るニュータイプが襲来。 謎の機体オーヴェロン、エゥーゴのZII V型、ネオ・ジオンのディマーテルによるグリプス戦役の最終決戦を彷彿とさせる三つ巴の戦いが始まった。 【作品解説】 2017年7月26日発売のガンダムエース9月号で、ガンダムエースとバンダイナムコエンターテインメントの共同企画として発表された作品。 ロングセラーライトノベル「機巧少女は傷つかない」の作者・海冬レイジが脚本を手掛ける。 2017年8月26日発売のガンダムエース10月号~2022年11月26日のガンダムエース1月号にて連載。 マシロ・オークスが、かつてパプテマス・シロッコが遺したMS・オーヴェロンを駆り、ハマーン・カーンと名乗る女NTが引き起こした戦いに身を投じていく。 本シリーズ関連BGM Theme of Over.on EXVSで作曲・使用された本作のBGM。参戦してる外伝作品の音楽では、VSシリーズが出典となるのはガンダムEXAに続いて2作目。